特許
J-GLOBAL ID:200903063570378160

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-275761
公開番号(公開出願番号):特開2001-174076
出願日: 2000年09月12日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 CO2 等のような臨界点の低い冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、低負荷時でのサイクルの間欠的な変動を回避する。【解決手段】 冷凍サイクルの膨張装置5に、連通路の開口面積が最小となる位置から弁体がリフトする初期において高圧空間の圧力変動に対する開口面積の変動を小さくする特性を持たせる。弁体17を連通路14の開口面積が小さくなるほど高圧空間11の圧力変動に対する弁開度の変動が小さくなるような特性の形状に形成したり、弁体17の形状を調節する代りに、連通路14の形状を連通路14の開口面積が小さくなるほど高圧空間11の圧力変動に対して弁開度の変動を小さくするような形状としてもよい。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮して運転条件により高圧ラインの冷媒を超臨界状態とする圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された冷媒を冷却する放熱器と、前記放熱器で冷却された冷媒を減圧する膨張装置と、前記膨張装置によって減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器とによって少なくとも構成される冷凍サイクルにおいて、前記膨張装置は、放熱器側と連通する高圧空間と、蒸発器側と連通する低圧空間と、前記高圧空間と前記低圧空間とを連通する連通路と、前記連通路の開口面積を変化させる弁体と、前記放熱器側の冷媒条件に応じて前記弁体の位置を制御することにより前記連通路の開口面積を変更する感受要素とを有し、前記開口面積が最小となる位置から前記弁体がリフトする初期において前記高圧空間の圧力変動に対する前記開口面積の変動を小さくする特性を備えていることを特徴とする冷凍サイクル。
IPC (3件):
F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 41/06
FI (3件):
F25B 1/00 304 P ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 41/06 L
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 膨脹弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-289922   出願人:三菱重工業株式会社
  • 圧力制御弁と蒸気圧縮式冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-033962   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 超臨界冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-358152   出願人:株式会社デンソー

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