特許
J-GLOBAL ID:200903063577688629

有機EL素子用塗布液および有機EL素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-283989
公開番号(公開出願番号):特開2007-095516
出願日: 2005年09月29日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】 有機EL素子において、有機発光媒体層中に発光に関与しない化合物が存在する場合には、発光時におけるダークスポットとなり発光効率を劣化させる要因となりうる。また、有機発光媒体層中の発光箇所にイオンが存在するとキャリアの再結合を妨げ、発光を阻害する可能性がある。さらに、有機発光層中に水分が存在する場合には、ダークスポットの原因となるだけでなく、有機発光媒体材料そのものの劣化を引き起こす可能性がある。また、有機発光媒体層中にパーティクルが存在する場合には短絡の原因になり得るため、湿式法で有機発光媒体層を成膜する際の塗布液に関してはこれらの不純物を含まない溶媒を用いることが必要となる。本発明はこのような問題を解決することを課題とする。【解決手段】 溶媒が有する不純物のうち、該溶媒の沸点を超えるような沸点を有する物質の濃度を0.1vol%以下としたことを特徴とする塗布液とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一電極と第二電極の間に少なくとも有機発光層を含む有機発光媒体層を備えた有機エレクトロルミネッセンス素子において、形成材料を溶媒に溶解または分散させてなる塗布液を用いて有機発光媒体層のうち少なくとも1層を湿式成膜法により形成する際に用いる塗布液であって、 前記溶媒が有する不純物のうち、該溶媒の沸点を超えるような沸点を有する物質の濃度を0.1vol%以下としたことを特徴とする塗布液。
IPC (2件):
H05B 33/10 ,  H01L 51/50
FI (2件):
H05B33/10 ,  H05B33/14 A
Fターム (6件):
3K007AB03 ,  3K007AB12 ,  3K007AB18 ,  3K007BA06 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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