特許
J-GLOBAL ID:200903063587302621

リンクトリスト方式バッファメモリ制御装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-215530
公開番号(公開出願番号):特開2002-033765
出願日: 2000年07月17日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 従来のリンクトリスト方式メモリ制御回路では、バッファメモリ上の全ての空きアドレスを内部テーブルに保持するために回路規模の増大をもたらし、また任意のキューを削除する場合にアドレスリンク情報をたどりながら全ての空きアドレスを抽出する必要があり、制御処理の複雑化と実行処理時間の増大をもたらす。【解決手段】 シーケンス制御回路102に空き領域として設定する全ての基本パケット領域をアドレスリンク情報により関連づけ、空き領域用キューを構成する手段を設けることで少ないハードウエア資源でパケットデータ格納用キューの領域解放、結合、取得、挿入処理が実現できると共に制御処理の簡略化と実行処理時間の短縮を可能とする。
請求項(抜粋):
固定長データ領域とそれに付与される付加情報データ領域とから構成される基本パケット領域を最小管理単位として構成し、付加情報データ領域内に、次に連結される基本パケット領域の参照先アドレスであるアドレスリンク情報を順次保有することで基本パケット領域間の関連付け、即ち、一連の基本パケット系列(以下キューと呼ぶ)をバッファメモリ上に複数本構成できるバッファメモリを制御する制御装置において、キュー内に収容された基本パケット領域の有無を示すエンプティ情報とキューの先頭及び後尾の基本パケット領域に対する参照アドレスをキュー毎に保持するキュー管理テーブルと、バッファメモリに対する固定長データの書き込み、読み出し及び初期化要求に対する調停制御を行うアクセス制御手段と、アクセス制御手段からの要求に応じて、キュー管理テーブル内の管理情報の取得・格納の制御と、バッファメモリ内の基本パケット領域の固定長データおよび付加情報の読み出し・書き込み制御を行うシーケンス制御手段と、シーケンス制御手段からの要求に応じてバッファメモリへの読み出し、書き込みを実施するメモリインターフェースとから構成され、前記複数キューの内いくつかをバッファメモリ内の未使用、空き領域管理用キューとして割り当てたことを特徴とする固定長データ格納用のリンクトリスト方式バッファメモリ制御装置。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  G06F 12/02 540 ,  H04L 12/28
FI (3件):
G06F 12/02 540 ,  H04L 11/20 102 B ,  H04L 11/20 D
Fターム (10件):
5B060AA02 ,  5B060AA06 ,  5B060AA09 ,  5B060AA12 ,  5B060AA13 ,  5B060AC19 ,  5K030HA10 ,  5K030KA03 ,  5K030KA06 ,  5K030LE12

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