特許
J-GLOBAL ID:200903063587317521

汚水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094959
公開番号(公開出願番号):特開平8-290194
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】同じ反応槽で好気性状態の必要な汚水中の有機物の酸化処理及び窒素成分の硝化処理と、嫌気性状態の必要な窒素成分の脱窒処理の両方を効率良く行うことができる汚水処理装置を提供する。【構成】担持部材18に形成される好気性微生物層46と嫌気性微生物層48から成る微生物層の内側層に形成される嫌気性微生物層48に栄養源である基質溶液を供給できるように、担持部材18を多孔質膜40で中空体42状に形成してその中空体42内に基質用タンク20から基質溶液を供給できるように構成した。これにより、担持部材18の中空体42内に供給された基質溶液は、嫌気性条件の嫌気性微生物層48に透過し、脱窒処理を効率良く行う。
請求項(抜粋):
汚水が流入する反応槽と、前記反応槽内の汚水中に水没して設けられ、多孔質性の膜で中空体状に形成されたその外側面に微生物を付着して好気性微生物の外側層と嫌気性微生物の内側層の2層から成る微生物層を形成する担持部材と、前記担持部材の中空体内に前記嫌気性微生物の栄養分である基質溶液を供給する基質供給装置と、前記反応槽内の汚水中にエアを供給する曝気装置と、から成り、前記担持部材に形成した微生物層の外側層で前記汚水中の有機物の酸化処理及びアンモニア態窒素成分の硝化処理を行うと共に、前記微生物層の内側層で硝酸態窒素成分の脱窒処理を行うことを特徴とする汚水処理装置。
IPC (5件):
C02F 3/30 ZAB ,  B01D 61/14 500 ,  B01D 63/06 ,  B01D 63/08 ,  C02F 3/10 ZAB
FI (5件):
C02F 3/30 ZAB B ,  B01D 61/14 500 ,  B01D 63/06 ,  B01D 63/08 ,  C02F 3/10 ZAB Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-310696
  • 特開平4-193396

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