特許
J-GLOBAL ID:200903063601049683

風呂装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156404
公開番号(公開出願番号):特開平6-002951
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 浴槽への湯張り運転時に浴槽水の排水時の循環管の水落ちによる浴槽内の残水の有無判定の誤りをなくし、湯張り水位のずれをなくす。【構成】 残水監視部17をもうけ、所定のシーケンスで浴槽7の水の水位が循環アダプター8より上にきたことを検出したら残水有り信号をONとし、その後水位を監視し、水位が基準水位を下回った時点で残水あり信号をOFFとする。湯張り時に残水あり信号によって、残水のある場合、ない場合にそれぞれ対応した湯張りシーケンスを切り換えて湯張りを行う。【効果】 浴槽の水位が循環アダプターの位置より下になると、設置工事によっては浴槽水を排水した時循環管に満たされた水が抜け、浴槽水位の検出に誤差が発生してもタイマ運転開始時に正確な残水の有無判定ができ、湯張り、タイマ運転を正確に作動させることができる。
請求項(抜粋):
加熱器と、前記加熱器の熱を水に伝えてお湯にする熱交換器と、浴槽と前記熱交換器と往管と戻管とで構成した循環水路と、水道から給水を受け前記熱交換器を介して浴槽への給湯を開閉する第1の開閉弁から前記循環水路の戻管に配管し、湯を前記循環水路を介して浴槽に供給する給湯水路と、前記循環水路には浴槽水を循環させる循環ポンプと、前記循環水路を開閉する第2の開閉弁と、浴槽に接続した循環水路内の圧力変化を検出して浴槽の水位を間接的に検出する水位検出器と、前記第1の開閉弁と前記加熱器を制御して前記水位検出器で水位が所定量上昇するまで第1の風呂給湯をし、前記第2の開閉弁を開の状態で所定時間前記循環ポンプを駆動後、第2の開閉弁を閉の状態で前記第1の開閉弁と前記加熱器を制御して第2の風呂給湯し、前記循環ポンプを駆動していないときは第2の開閉弁を閉に保持する湯張り制御部と、第2の風呂給湯を開始したときの水位データを記憶する基準値記憶部と、前記湯張り制御部が第2の風呂給湯を開始した時点で水位検出器は残水あり信号をONとし、前記水位検出器の信号と前記基準値記憶部の水位データを比較し、前記水位検出器の信号が低くなったら残水あり信号をOFFする残水監視部を備え、前記湯張り制御部は残水あり信号がONの時、第1の風呂給湯を省略して第2の風呂給湯のみを行い、第2の前記風呂給湯は基準値記憶部の水位データを基準に所定水位まで給湯して湯張り制御をする風呂装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-153355
  • 特開平3-217755
  • 特開平3-204557

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