特許
J-GLOBAL ID:200903063602509076

すべり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-073961
公開番号(公開出願番号):特開平7-259863
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【構成】 すべり軸受1を構成する軸受合金層2の山部2bの高さをh、中間層3の厚さをy、また上記山部の頂部におけるオーバレイ層4の厚さをtとしたとき、上記高さh、上記厚さyおよびtを次の3式の条件を満たす範囲内に設定する。1≦h≦8...(1)、0<y≦2...(2)、0.7h≦t≦2h...(3)。また上記すべり軸受によって軸支する回転軸の軸径をDとしたとき、上記山部の高さhを下記の範囲に定めることが望ましい。0.5D/10000≦h≦1.25D/10000...(4)。ただし、上記h、y、t、Dの寸法単位はμmである。【効果】 初期の耐焼付性、オーバレイ層の摩耗後の耐焼付性、および耐摩耗性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
内周面に、円周方向に伸びる環状溝を軸方向に多数形成して軸方向に隣接する環状溝間を円周方向に伸びる山部とした軸受合金層と、この軸受合金層の表面を被覆する中間層と、さらにこの中間層の表面を被覆するオーバレイ層とを有し、一部のオーバレイ層と中間層とがオーバレイ層の表面側から摩耗された際に、上記環状溝の凹部内に残存するオーバレイ層と中間層、および上記軸受合金層の山部とをそれぞれ露出させるように構成したすべり軸受において、上記山部の高さをh、上記密着層の厚さをy、上記山部の頂部における上記オーバレイ層の厚さをtとしたとき、上記山部の高さh、密着層の厚さyおよびオーバレイ層の厚さtを下記の範囲に設定したことを特徴とするすべり軸受。1≦h≦8 ...(1)0<y≦2 ...(2)0.7h≦t≦2h ...(3)ただし、上記h、tおよびyの寸法単位はμmとする。
IPC (2件):
F16C 33/12 ,  C25D 7/10

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