特許
J-GLOBAL ID:200903063610065020

ビタビ復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303367
公開番号(公開出願番号):特開平6-152438
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明はビタビ復号器に関するものであり、パスメモリに格納されるデータの変化を減らし消費電力を小さくすることを目的とする。【構成】 パスメモリ0〜3は、既に保存しているパスと、それぞれ選択手段4〜7の出力であるパスに、それぞれシンボル0,2進カウンタ8の出力の反転,同じく正転,シンボル1を付加したパスのうち尤度が高い方をACS手段9の出力により選択して保存し、保存しているパスを出力する。選択手段4〜7は、2進カウンタ8の出力が”1”ならば、それぞれパスメモリ2,3,0,1の出力であるパスを、”0”ならば、それぞれパスメモリ1,0,3,2の出力であるパスを選択して出力する。
請求項(抜粋):
畳み込み符号器により符号化されたデータ信号系列を入力とし、N個(N:トレリス線図上の状態数,N=2n ,n:正の整数,トレリス線図:ビタビ復号動作を状態の遷移として表わしたもの)のパスメモリを具備し、最尤復号を行うビタビ復号器において、データ信号が入力される毎に、前記パスメモリは、入力されたデータ信号から推定された符号化前のデータ即ちパスの更新分を格納する位置をパスに沿ってずらしていくように構成され、at =0または1,tは正の整数として、状態が(at-n+1at-n+2・・・at-1at)であるパス及び状態が((at-n+1の反転)at-n+2・・・at-1at) であるパスに、シンボルat+1 を付加することにより状態が(at-n+2at-n+3・・・atat+1)に遷移したパスのうち尤度が高い方のパスと、シンボル(at+1 の反転)を付加することにより状態が(at-n+2at-n+3・・・atat(at+1の反転)) に遷移したパスのうち尤度が高い方のパスの一方を状態が(at-n+1at-n+2・・・at-1at)であるパスが保存されていたパスメモリに、他方を状態が((at-n+1 の反転)at-n+2・・・at-1at) であるパスが保存されていたパスメモリに保存することを特徴としたビタビ復号器。

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