特許
J-GLOBAL ID:200903063611810099

キャッシュメモリシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-146339
公開番号(公開出願番号):特開2000-339217
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 データ参照の局所性が高いプログラム部分に対処すると共に、キャッシュメモリ不使用時のキャッシュメモリ消費電力を節約する。【解決手段】 制御部11は、プログラム中の命令が要求するデータを実行部15に取り込むに際し、該データの仮想アドレスを判断部13に送出する。判断部13は、上記仮想アドレスを基に上記データがラインバッファ2とキャッシュメモリ3とのいずれに存在するか、或いは、いずれにも存在しないかを判断し、前記データがラインバッファ2とキャッシュメモリ3とのいずれかに存在する場合には、当該データが存在する方のメモリから該当するデータを取り出し、ラインバッファ2とキャッシュメモリ3とのいずれにも存在しない場合には、外部記憶手段から該当するデータを取り出してキャッシュメモリ3に格納すると共に、実行部15にも送出する。
請求項(抜粋):
情報処理装置が実行すべきプログラム中の各命令を順次に解析して該解析結果に応じた処理を実施するCPUコアと、仮想アドレス空間の一構成要素を成し前記各命令の実行に伴って必要となるデータ群の一部のデータを格納する待機機能付きのキャッシュメモリと、前記CPUコアと前記キャッシュメモリとの間に設置され前記キャッシュメモリが格納するデータ群の一部のデータを格納するラインバッファと、外部記憶手段を有するキャッシュメモリシステムにおいて、前記プログラム中の命令が要求するデータを前記CPUコア内の実行手段が処理するに際し、前記データの仮想アドレスを基にして、前記データが前記ラインバッファと前記キャッシュメモリとのいずれに存在するか、或いは、いずれにも存在しないかを判断し、前記データが前記ラインバッファと前記キャッシュメモリとのいずれかに存在する場合には、当該データが存在する方のメモリから該当するデータを取り出し、前記ラインバッファと前記キャッシュメモリとのいずれにも存在しない場合には、前記外部記憶手段から該当するデータを取り出して、該取り出されたデータを前記実行手段に送出すること、を特徴とするキャッシュメモリシステム。
IPC (3件):
G06F 12/08 ,  G06F 12/08 310 ,  G06F 3/06 302
FI (3件):
G06F 12/08 C ,  G06F 12/08 310 Z ,  G06F 3/06 302 A
Fターム (9件):
5B005JJ00 ,  5B005JJ11 ,  5B005KK12 ,  5B005MM01 ,  5B005MM22 ,  5B005TT02 ,  5B065CE11 ,  5B065CH01 ,  5B065ZA14

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