特許
J-GLOBAL ID:200903063613230782

フェノール性部分を有する重合体を含む架橋層を有する、ネガ型の剥離現像可能な単シート色校正システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-517174
公開番号(公開出願番号):特表平8-507157
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】本発明では、順に、(イ)化学放射線に対して透明な、剥離可能なカバーシート、(ロ)フェノール基を有する重合体を含む架橋層、(ハ)着色剤、重合体状バインダー、重合性モノマーおよび、必要に応じて、光反応開始剤を含む有色層、(ニ)エチレン性不飽和のフリーラジカル重合性基を有し、分子量が3,000を超える線状感光性重合体、重合性モノマー、および必要に応じて、フリーラジカル光反応開始剤を含む光接着性層、(ホ)熱可塑性接着剤層、および(ヘ)受けシートを含んでなり、有色層および光接着性層の少なくとも一方が光反応開始剤を含む、ネガ型色校正要素を製造する。
請求項(抜粋):
下記を含んでなることを特徴とする、陰画像の製造法。(A)上から下に向かって順に、下記を含んでなる感光性要素を製造すること、(i)剥離可能で透明なカバーシート、(ii)フェノール基を有する重合体を含んでなる架橋層、(iii)有機性バインダー、重合性モノマー、着色剤、および必要に応じて光反応開始剤を含んでなる有色層(ここで、このバインダーが、この有色層成分を均一な被膜に結合させるのに十分な量で存在し、必要に応じて使用するこの光反応開始剤が、それが存在する場合には、この重合性モノマーの重合を開始させるのに十分な量で存在し、この重合性モノマーが、この要素を化学放射線で像様露光した時に画像形成させるのに十分な量で存在し、この着色剤が、この有色層を均一に着色するのに十分な量で存在する)、(iv)エチレン性不飽和の光架橋性基を有し、分子量が3,000を超える感光性重合体、少なくとも1個のエチレン性不飽和基を有する重合性モノマーおよび必要に応じて使用する光反応開始剤を含んでなる光接着性層(ここで、必要に応じて使用するこの光反応開始剤が、それが存在する場合には、この重合性モノマーの重合およびこの感光性重合体の架橋を開始させるのに十分な量で存在し、この有色層またはこの光接着性層の少なくとも一方が光反応開始剤を含有する)、(v)熱可塑性接着剤層、(B)感光性要素を受けシートにラミネートすること、(C)透明なカバーおよび架橋したフェノール層を通してこの有色層およびこの光接着性層を像様露光すること、(D)受けシートおよび透明なカバーシートを剥離し、この有色層の、光接着性層および接着剤層を介して受けシートに密着した露光区域を残し、非露光区域をカバーシートおよび架橋したフェノール層と共に除去し、それによって受けシート上に着色陰画像を形成させること、および(E)必要に応じて工程(A)〜(D)を少なくとも1回繰り返し、少なくとも1種の異なった着色剤を有する別の感光性要素を、その光接着性層および接着性層を介して、受けシート上に予め形成された陰画像に転写すること。
IPC (4件):
G03F 7/027 ,  G03F 3/10 ,  G03F 7/032 ,  G03F 7/105

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