特許
J-GLOBAL ID:200903063615023482

炭化物製造用キルンに装備される酢液抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096269
公開番号(公開出願番号):特開平6-306368
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 炭化物製造用キルンを使用して炭化物を製造する際の副産物として酢液を抽出し得るようにするとともに、その酢液を効率よく且つ高品質状態で取出せるようにする。【構成】 キルン胴1内において被炭化原料A1を加熱して該被炭化原料を炭化処理するとともに、キルン胴1内で発生する煤煙Bを煙突11を通して大気中に放出するようにした炭化物製造用キルンに装備される酢液抽出装置であって、煙突11内を通る煤煙Bを水冷式の冷却器102の空室103内に導入して、該煤煙を空室103内において煤煙中に含まれる酢液成分が分離される所定温度範囲まで冷却せしめるようにし、空室103の下部に酢液成分Cを取出すための取出口109を設け、空室103内のガス温度を検出する温度計115を設け、冷却器102への給水管104に給水量調節用のバルブ107を設けた。
請求項(抜粋):
キルン胴(1)内において被炭化原料(A1)を加熱して該被炭化原料を炭化処理するとともに、キルン胴(1)内で発生する煤煙(B)を煙突(11)を通して大気中に放出するようにした炭化物製造用キルンにおいて、前記煙突(11)内を通る煤煙(B)の一部(B1)又は全部を水冷式の冷却器(102)の空室(103)内に導入して、該煤煙(B1)を空室(103)内において煤煙中に含まれる酢液成分が分離される所定温度範囲まで冷却せしめるようにし、前記空室(103)の下部に酢液成分(C)を取出すための取出口(109)を設け、前記空室(103)内のガス温度を検出する温度計(115)を設け、前記冷却器(102)への給水管(104)に給水量調節用のバルブ(107)を設けた、ことを特徴とする炭化物製造用キルンに装備される酢液抽出装置。
IPC (5件):
C10C 5/00 ,  C10B 1/10 ,  C10B 53/02 ,  F27B 7/20 ,  F27D 17/00

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