特許
J-GLOBAL ID:200903063617616103

支持された微孔質セラミック膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240864
公開番号(公開出願番号):特開平5-192545
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、非常に厳格な濾過作業に有効な微孔質の金属酸化物セラミック膜を信頼性のある構造にすることにある。【構成】 多孔質支持体の一方の側面上に金属又は金属酸化物の粒子のコロイド状懸濁液を配し、多孔質支持体の他方の側面を乾燥ガス流すなわち反応性ガス流に曝すことにより、支持体の乾燥側に粒子をゲルとして析出させる工程からなる多孔質支持体上に微孔質セラミック膜をパームフォームする方法。このようにして析出されたゲルは、焼結により支持形セラミック膜に形成される。このセラミック膜は100オングストローム以下の平均孔径を有し、限外濾過、逆浸透又は分子篩に有効に使用できる。
請求項(抜粋):
2つの側面をもつ多孔質支持体上に微孔質の金属酸化物セラミック膜を設ける方法において、(a)溶媒中に金属又は金属酸化物のコロイド状粒子のコロイド状懸濁液を作り、(b)前記コロイド状懸濁液が毛管作用により多孔質支持体に吸引されるようにした条件下で、コロイド状懸濁液を多孔質支持体の一方の側面に曝し、(c)前記多孔質支持体の他方の側面上に金属酸化物のゲル層を析出させるための、前記コロイド状懸濁液の溶媒の好ましい蒸発を生じさせる条件下で、ガス流のガスに前記多孔質支持体の他方の側面を曝し、(d)あらゆる残留溶媒を蒸発させて前記ゲル層を乾燥させ、(e)該ゲル層に細孔を維持したまま該ゲル層をセラミック膜に焼結できる充分な温度でゲル層が設けられた多孔質支持体を、燃焼する工程を有していることを特徴とする多孔質支持体上に微孔質の金属酸化物セラミック膜を設ける方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-031507
  • 特開昭60-180979

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