特許
J-GLOBAL ID:200903063617968042

繊維強化熱可塑性樹脂パイプの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242349
公開番号(公開出願番号):特開平8-072157
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】[目的] 熱可塑性樹脂プリプレグをマンドレルにワインディングしてパイプを製造する方法において、その生産性を向上させることを目的とする。[構成] 熱可塑性樹脂プリプレグ41をローリングプレートを構成する上板11と下板12との間に配された誘導体32によってマンドレル31に巻付けて成形する方法において、プリプレグ41を加熱手段を備える下板12側で誘導体32上に配して加熱・軟化させ、下板12を移動させることによってマンドレル31に巻付けるとともに、約半周巻付けたところで上板11側の冷却手段19によって強制冷却し、さらに半周回転したところで再び下板12側の加熱手段によって加熱することによって融着させ、所定の回数のワインディングを行なった後に下板12に設けられている第2の冷却手段30によって最終的な強制冷却を行なうようにしたものである。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂プリプレグをマンドレルにワインディングして繊維強化熱可塑性樹脂パイプを製造する方法において、柔軟なフィルム状またはシート状の誘導体上で前記プリプレグをそのマトリックス樹脂の溶融温度あるいは流動温度を超える温度であって熱分解温度未満の温度で加熱し、前記プリプレグが前記マンドレルと前記誘導体との間に加圧された状態で介在されるように前記誘導体をU字状に屈曲させて前記マンドレルに巻付け、前記誘導体の一端側が前記マンドレルに巻込まれるとともに他端側が前記マンドレルから繰出されるように前記誘導体を移動させかつその上で前記マンドレルを転動させて前記プリプレグを前記マンドレルにワインディングし、しかもワインディング中またはワインディングの完了時に前記プリプレグをそのマトリックス樹脂の融点または流動点以下の温度に強制的に冷却する、ようにしたことを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂パイプの製造方法。
IPC (5件):
B29C 70/16 ,  B29C 43/34 ,  B29K101:12 ,  B29K105:06 ,  B29L 23:00

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