特許
J-GLOBAL ID:200903063623708818

耐食性および成形性にすぐれた合金化溶融亜鉛めっき高張力冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164037
公開番号(公開出願番号):特開平5-331537
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 自動車用鋼板等として使用される、高張力、低降伏比、高伸び等の引張特性を有し、かつ防錆力のすぐれた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造。【構成】 C:0.05〜0.3%,Si:2%以下,Mn:2〜3.5%,P:0.1%以下,S:0.1%以下,残部Feからなる鋼を熱間圧延(仕上温度:Ar3 点以上)し、冷間圧延後、冷延板にプレめっき(Fe-Bめっき等)を施す。連続溶融亜鉛めっきラインに導入後、Ac1 〜Ac3 点で焼鈍(保持時間:10〜300秒)し、同温度から、平均冷却速度2°C/秒以上の急冷を行ってα相とα’相からなる複合組織を形成し、溶融亜鉛めっき後、450〜600°Cでめっき層の合金化処理を行う。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.3%,Si:2.0%以下,Mn:2.0〜3.5%,P:0.1%以下,S:0.1%以下,残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を、Ar3 変態点以上で熱間圧延して巻取り、酸洗処理後、冷間圧延して薄鋼板とし、鉄系のプレめっきを行った後、連続溶融亜鉛めっきラインにおいて、Ac1 〜Ac3 変態点の温度域に10〜300秒間加熱保持した後、平均冷却速度2°C/秒以上でMs点以下の温度まで冷却して、溶融亜鉛めっき浴に導入し、溶融亜鉛めっき後、450〜600°Cの温度域で合金化処理することを特徴とする耐食性および成形性にすぐれた合金化溶融亜鉛めっき高張力冷延鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-026744
  • 特開平2-290955
  • 特開昭63-312960

前のページに戻る