特許
J-GLOBAL ID:200903063629905925

オイル成分分離回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114694
公開番号(公開出願番号):特開平9-303129
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 オイル成分分離回収装置において、特にガス中の粒径の大きなオイル分を確実に除去する。【解決手段】 オイル成分を含んだガスが、ガス供給管13から第1オイル成分分離部10の本体11内に流入し、垂直仕切板14のガス噴出孔14aから高速で吹き出して、吸着板15に衝突し、ガスに含まれた主に大きな粒のオイル分が吸着板に吸着することによりガス中から効率よく分離除去される。吸着板は、ガス供給口23から離れているため、分離され凝集したオイル分は、ガス供給口まで移動することなく、自重により吸着板を伝って落下し、本体の底壁上に貯められる。そのため、流入ガス中の大きな粒のオイル分は、第1オイル成分分離部内でほぼ完全に除去されるので、第2オイル成分分離部20の筒状本体21内に流入することがなく、ガス排出管25を通して外部に排出されることもない。
請求項(抜粋):
立体形状の本体と、同本体内部を仕切って横方向に区分すると共に板面を貫通したガス噴出孔を有する垂直仕切板と、同垂直仕切板に対向して前記本体の内壁面の一部に固定された吸着板と、前記本体の前記垂直仕切板側の一側壁に設けたガス流入口に外方向に突出させて取り付けたガス供給管と、前記本体の吸着板側の一側壁の上部に設けた開口部とを備えた第1オイル成分分離部と、上端面が蓋体により封止された円筒部と、同円筒部の下端に連結された逆円錐筒部と、同逆円錐筒部の下端開口部に連結されたオイル受け部とを設けてなる筒状本体と、前記円筒部の上端近傍に設けたガス供給口と、前記円筒部の蓋体の中心に同蓋体を貫通して設けたガス排出管とを備えてなり、前記円筒部に前記ガス供給口が前記開口部によって囲われた状態で前記第1オイル成分分離部が一体的に固定された第2オイル成分分離部とを設けたことを特徴とするオイル成分分離回収装置。
IPC (2件):
F01M 13/04 ,  B01D 45/08
FI (2件):
F01M 13/04 C ,  B01D 45/08 Z

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