特許
J-GLOBAL ID:200903063631378991

回転キルンのシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014867
公開番号(公開出願番号):特開平6-229678
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【構成】 キルン本体1と、端部を覆う可動端側ダクト部5との間に、一端が蛇腹状のシール用筒体26で可動端側ダクト部5に連結され、他端に摺動用シール体27が組付けられた可動筒21を設ける。この可動筒21は、その外周の支持ボルト23を、可動端側ダクト部5の外周に固定されている支持板25の支持穴25bに遊嵌させて支持され、また、支持ボルト23の回りに、可動筒21をキルン本体1側へ押圧する圧縮コイルばね33が巻装されている。【効果】 可動筒21の支持機能と、可動筒21とキルン本体1との相対回転運動に対してシールするため摺動用シール体27を軸方向に押圧する押圧保持機能とを各々与える構成において、支持ボルト23や支持板25が兼用された構造であり、このため、全体の構成が簡素なものとなって、より安価に製作できる。
請求項(抜粋):
回転駆動される筒状のキルン本体と、このキルン本体の端部を覆うダクト部との間に軸方向に移動自在な可動筒を設け、この可動筒と上記キルン本体との間に、この可動筒と回転するキルン本体との間のシールを行うシール部材を設ける一方、上記可動筒とダクト部とを軸方向に伸縮自在なシール用筒体で連結して成る回転キルンのシール装置であって、上記可動筒の外周とダクト部の外周との一方に軸方向に平行に延びる複数の支持棒が設けられると共に、他方に各支持棒に対応する複数の支持穴が形成された支持板が設けられ、これら支持穴に各支持棒を遊嵌させることによって可動筒をキルン本体とほぼ同心状に支持すると共に、この可動筒をキルン本体側に押圧すべく付勢する付勢手段が、上記支持板に一端を当接させて各支持棒の回りに設けられていることを特徴とする回転キルンのシール装置。

前のページに戻る