特許
J-GLOBAL ID:200903063633581255

能動型消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046783
公開番号(公開出願番号):特開平7-261772
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】車両走行中に発生するロードノイズのように騒音源の振動パワーが大きく変わる騒音を安定的に消音することを可能にすること。【構成】振動を加速度センサ1〜4により検出し、振動信号はA/D変換器12を介して参照信号106を作る。参照信号106はADF13により適応信号処理された後、制御出力信号107として出力され、D/A変換器15,アンプ16を介してスピーカ9,10から二次音となって出力され、マイクロホン5〜8の位置でロードノイズを消音する。この時ADF更新量調節部18においてADF13が安定的かつ高速で最適値に収束する。【効果】振動信号の大きさが変化や、制御の度合いによって、適応ディジタルフィルタの更新量を適切に制御するので、より高い消音効果を得られる。
請求項(抜粋):
被消音空間内に伝搬する少なくとも一つ以上の騒音源により発生する騒音に対し、前記騒音源の騒音情報を検出する騒音情報検出手段と,前記被消音空間内の騒音を検出する騒音検出手段と,前記騒音と同振幅逆位相の二次音を前記被消音空間に発生させる二次音発生手段と,前記騒音情報をもとに少なくとも一つ以上の適応ディジタルフィルタにより前記二次音を生成する二次音生成手段と,前記騒音情報検出手段と前記騒音検出手段をもとに前記騒音が最小になるように、前記適応ディジタルフィルタを適応的に更新する適応信号処理手段とを有する能動消音装置において、前記適応信号処理手段は、前記適応ディジタルフィルタの更新速度を調節する更新量調節係数を有しており、前記騒音情報に応じて前記更新量調節係数の調節をする更新量調節部を有することを特徴とする能動型消音装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 21/00

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