特許
J-GLOBAL ID:200903063636642506

ネックドイン加工性に優れた非時効性容器用鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093153
公開番号(公開出願番号):特開平5-287445
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、極低炭素鋼に炭窒化物形成元素であるチタンおよびニオブを複合添加し、鋼板の非時効硬化性を確保することにより、製缶工程に於いて焼付後に行なわれるネックドイン加工の際、ネック部にしわ(座屈)の発生しないネックドイン加工性に優れた非時効硬化性容器用鋼板を提供する。【構成】 鋼中の化学成分(重量%)に於いて、炭素量=0.0003〜0.01%の極低炭素鋼に、炭窒化物形成元素であるチタンおよびニオブを複合添加し、鋼板の非時効硬化性を確保する。また、化学等量の観点より、チタンおよびニオブを必要以上に添加せず、所定の量以下に低減せしめ、鋼板製造コストを下げる。更に、缶体に必要な強度確保には、マンガン量=0.5〜3.0%を添加し強度を補う。
請求項(抜粋):
重量%に於いて、C ;0.0003〜0.01%以下Si;0.1%以下Mn;0.5%〜3.0%以下P ;0.03%以下Cr;0.2%以下S ;0.015%以下N ;0.007%以下Sol.Al;0.01〜0.1%以下O ;0.01%以下Ti,Nb;両元素を含み、Tiは式(1)に従う〔有効Ti量〕が(48/12)×C%未満であり、Nbは〔有効Ti量〕との関連にて(48/12)×〔有効Ti量〕+(93/12)×Nb%がC%以上且つ、〔有効Ti量〕+Nb%が0.20%以下を満足し、残部;Feおよび不可避不純物からなるネックドイン加工性に優れた非時効性容器用鋼板。 〔有効Ti量〕=全Ti量-〔(48/14)×N%+(48/32) ×S%+(48/16)×O%×1/2〕...............(1)
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/28
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-246344
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-246344
  • 特開平2-139080
  • 特開平2-100919

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