特許
J-GLOBAL ID:200903063639406021

細胞表面相互作用を調節するためのコームコポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-543170
公開番号(公開出願番号):特表2002-511496
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】制御された細胞応答を誘発する合成コームコポリマー、これらのポリマーを種々の表面に適用する方法、ならびに組織工学適用における生体材料表面の改変のためのポリマーの使用および薬物送達デバイスとしてのポリマーの使用の方法を提供する。コームコポリマーは、疎水性ポリマー骨格および細胞応答を導く細胞シグナル伝達性リガンドで末端キャップされ得る親水性の非細胞結合性側鎖からなる。非細胞結合性コームとリガンド保有コームとの混合によって、リガンドの1以上の型(接着ペプチドおよび増殖因子を含む)の表面濃度および空間分布は、所望の細胞応答を達成するために表面上で調整され得る。1つの実施態様において、コームは、ラテックスの分散ポリマー化のための安定化剤として使用される。このコーム安定化ラテックスは、生体調節表面を作製するために標準的なコーティング操作によって基質に適用され得るか、または薬物送達剤として使用され得る。別の実施態様において、コームは、少量で、疎水性マトリックスポリマーと混和され、そしてそのコームの表面分離をもたらすようにプロセスされ得る。
請求項(抜粋):
細胞調節性のコーム型コポリマーであって、以下: a)疎水性ポリマー骨格; b)該ポリマー骨格にグラフトされた非細胞結合性の親水性ポリマー側鎖であって、ここで、該側鎖は200ダルトン〜2000ダルトンの分子量を有する、ポリマー側鎖;を含み、 ここで、該非細胞結合性の親水性側鎖の0%〜100%は、細胞結合性リガンドまたは細胞シグナル伝達性リガンドで末端キャップされて、短い細胞結合性コポリマー側鎖を形成し、そして ここで、該側鎖は、全コポリマー重量の60%未満を含む、細胞調節性のコーム型コポリマー。
IPC (3件):
C08G 85/00 ,  A61L 27/00 ,  A61L 33/00
FI (3件):
C08G 85/00 ,  A61L 27/00 W ,  A61L 33/00 B
Fターム (15件):
4C081AA01 ,  4C081AB02 ,  4C081BA16 ,  4C081CA081 ,  4C081CA191 ,  4C081CC01 ,  4C081CD031 ,  4C081CD111 ,  4C081CD34 ,  4C081DA02 ,  4J031CA06 ,  4J031CA36 ,  4J031CB04 ,  4J031CD10 ,  4J031CD24
引用特許:
審査官引用 (5件)
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