特許
J-GLOBAL ID:200903063641086689
橋梁における床版の据付け構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐野 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136343
公開番号(公開出願番号):特開平7-317021
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 プレキャスト床版の敷設施工、及びプレキャスト床版と上弦材,縦桁および横桁の上フランジ間の間隔保持が適確かつ容易に行われ、モルタルの漏れ防止は勿論のこと、プレキャスト床版がもつ不陸の吸収調整が合理的になしうる床版の据付構造を提供することにある。【構成】 前記トラス構体11を構成する全ての上弦材12,縦桁13,横桁18表面に、所定の間隔毎に複数本を一組としたスタッドよりなるアンカー手段25を垂設するとともに、全ての上弦材,縦桁および横桁の上フランジの上面四周に前記プレキャスト床版27がもつ不陸の吸収調整作用をもち、かつ、ネオプレンチューブなど筒構造の緩衝部材26を隙間なく囲撓接着固定せしめ、このように構成されたトラス構体上に方形孔28を備えたプレキャスト床版27を載設し、前記方形孔28を介し、該方形孔及びプレキャスト床版27の下面と各上弦材12,縦桁13,横桁18表面との間に形成された空所29にモルタル30を注入充填したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
橋梁の主要部材を構成するトラス構体の上面にプレキャスト床版を敷設するに際し、前記トラス構体を構成する全ての上弦材,縦桁および横桁の上フランジ表面に、所定の間隔毎に複数本を一組としたスタッドよりなるアンカー手段を垂設するとともに、全ての上弦材,縦桁および横桁の上フランジの上面四周に前記プレキャスト床版がもつ不陸の吸収調整作用をもち、かつ、ネオプレンチューブなど筒構造の緩衝部材を隙間なく囲繞接着固定せしめ、このように構成された前記トラス構体上に前記アンカー手段が介入する方形孔を備えたプレキャスト床版を載設し、前記方形孔を介し、該方形孔及びプレキャスト床版の下面と各上弦材,縦桁および横桁の上フランジ表面との間に形成された空所にモルタルを注入充填したことを特徴とする橋梁における床版の据付け構造。
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