特許
J-GLOBAL ID:200903063651243030

冷却還元液を蘇生・融雪地熱液とする循環地中装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040530
公開番号(公開出願番号):特開平6-228928
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 旧来の無撒水融雪ロードでは2井の井戸が必要であったが、本願は1井の井戸でよく井戸製作費が安くなると同時に、使用済融雪冷却還元液を処理する都市下水施設が不用になるなどの効果を有する冷却還元液を蘇生・融雪地熱液とする循環地中装置の提供を目的とするものである。【構成】 融雪媒体液である融雪地熱液は、地中地熱で融雪温のある滞水層ロ中の地下水を融雪地熱液として使用して、融雪地熱液の融雪稼動によって、熱を放熱した融雪冷却還元液ヘを還元層に還元する。すなわち、融雪媒体液である使用済融雪冷却還元液を還元層に還元して、同一地熱収集ケーシング21下部にある融雪温の滞水層中の融雪地熱液と交換するよう構成されている。
請求項(抜粋):
円筒部(2A)と、この円筒部の上下端に張設密閉した天板(2B)、底板(2C)とから構成された地熱収集ケーシング(2)を地中に所定深度まで達するよう植設せしめ、地熱収集ケーシング(2)の軸心には、円筒部(3A)と、この円筒部の上端に張設密閉した天板(3B)で構成された断熱ケーシング(3)が上方から引込まれていると共に、当該断熱ケーシング(3)の下方開口部(3C)は地熱収集ケーシング(2)の底板(2C)の近傍で開口され、断熱ケーシング(3)内に上方から引込まれた融雪地熱液循環配管(4)の下端(4A)には蘇生融雪地熱液(ニ)を当該融雪地熱液循環配管(4)に圧送するポンプ(5)を設け、また融雪地熱液循環配管(4)の先端(4B)は地熱収集ケーシング(2)の天板(2B)を貫通して地熱収集ケーシング(2)内上方に連通していることを特徴とする冷却還元液を蘇生・融雪地熱液とする循環地中装置。
IPC (2件):
E01H 5/10 ,  E01C 11/26

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