特許
J-GLOBAL ID:200903063654098937

電磁弁ならびに電磁弁を用いる吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288672
公開番号(公開出願番号):特開平8-128556
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 液体の流路を開閉する電磁弁が液体中に含まれる夾雑物により動作不良になり、電磁弁を使用する吸収式冷凍機などの装置における所要の運転が不能になる事故を未然に防止する。【構成】 弁体61は弁室64の内部に設けた液体70の流路71を開閉する。弁体61は電磁コイル52の磁力により案内シリンダ56の内部を移動するプランジャ55によって駆動する。弁室64と案内シリンダ56との間に上記の移動に伴って変形する隔膜80を設け、案内シリンダ56と隔膜80とによる気密室81を形成する。液体70と圧力が平衡状態にされている気体75を気密室81に導くための均圧用管路83を設ける。隔膜80によって流体70中の夾雑物が間隙58などに入り込まないため開閉動作が不良になることを防止できる。気密室81と弁室64とが均圧化されているので、隔膜80を薄い肉厚の弱いものに、また、電磁コイル52の磁力も弱いものにして構成できる。
請求項(抜粋):
弁室の内部に設けた液体の流路を開閉する弁体を、電磁コイルの磁力により案内シリンダの内部を移動するプランジャによって駆動する電磁弁であって、前記弁室と前記案内シリンダとの間に、前記移動に伴って変形する隔膜を設けることにより、前記案内シリンダと前記隔膜とによる気密室を形成する気密室形成手段と、前記液体と圧力が平衡状態にされている気体を前記気密室に導くための流路を設けることにより前記気密室と前記弁室とを均圧化する均圧手段とを備えたことを特徴とする電磁弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 305 ,  F25B 41/04

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