特許
J-GLOBAL ID:200903063658668479

インク供給量と湿し水供給量の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-128398
公開番号(公開出願番号):特開2001-310451
出願日: 2000年04月27日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】【課題】インクと湿し水の混合層のインク・湿し水、特には従来は困難だった墨印刷の場合であっても、インク・湿し水の膜厚・量・含水率を高精度に測定でき、その結果に基づいてインク供給量や湿し水供給量を適切に制御を可能な方法を提供する。【解決手段】電磁波(赤外線等)透過部を持つローラー上にある混合層に対して電磁波を照射し、混合層を透過した電磁波を検知して、インク膜と湿し水の膜厚や量あるいは含水率を測定し、その結果に基づいて、インクキー開度、インク元ローラー回転数、あるいは水元ローラー回転数の適正な調節量を求めてフィードバックする。
請求項(抜粋):
オフセット印刷機のローラー上にあるインクと湿し水との混合層、に対するインク供給量か又は湿し水供給量の少なくともいずれか片方を制御するインク供給量と湿し水供給量の制御方法であって、(イ)ローラーの内部に、前記電磁波を照射する電磁波照射部を設けてあり、前記測定に利用する電磁波に対して透過性のある材料が該ローラー部材の少なくとも一部に使用してあって、該ローラー上にあるインクと湿し水との混合層および該混合層を支持しているローラー部材を間に介して、該ローラーの内部の前記空間側と該ローラーの外部とを前記電磁波が透過可能に設けてある中空ローラーを使用し、(ロ)該中空ローラーの外部に配置され、前記電磁波照射部と対をなすことにより、前記中空ローラー面上にある前記混合層とそれを支持するローラー面とを透過した電磁波を検知可能な電磁波受信部を用いて該電磁波を検知し、(ハ)前記中空ローラー上の前記混合層を透過し、前記電磁波受信部によって検知された電磁波が有する情報を利用して、該混合層のインク膜厚、湿し水膜厚、インク量、湿し水量あるいは含水率のうちの少なくともいずれかを算出し、(ニ)(ハ)のインク膜厚、湿し水膜厚、インク量、湿し水量あるいは含水率のうちのいずれか少なくとも1種以上のデータが入力された場合に、該データに基づいて、インキキー開度、インキ元ローラー回転数、あるいは水元ローラー回転数のうちのいずれか少なくとも1種以上について適正な調節量を算出すること、以上の(イ)〜(ニ)を全て具備することを特徴とするインク供給量と湿し水供給量の制御方法。
IPC (4件):
B41F 33/14 ,  B41F 7/24 ,  B41F 31/02 ,  B41F 33/10
FI (4件):
B41F 7/24 ,  B41F 33/10 S ,  B41F 33/14 Z ,  B41F 31/02 S
Fターム (8件):
2C034BB32 ,  2C250DC12 ,  2C250DC13 ,  2C250EA23 ,  2C250EA26 ,  2C250EA29 ,  2C250EB18 ,  2C250EB20

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