特許
J-GLOBAL ID:200903063672906579

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055143
公開番号(公開出願番号):特開平6-249166
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 ケーシング内の潤滑油が各圧縮室内に浸入するのを防止して、清浄な圧縮空気等を吐出できるようにする。【構成】 ケーシング1と固定スクロール10との間に環状部材14を設け、旋回スクロール7を潤滑、冷却した潤滑油2のうち、固定スクロール10側に漏洩した漏洩油2を前記環状部材14の油溜め14D内で捕捉し、戻し配管16を介してケーシング1内に返戻させると共に、旋回スクロール7と環状部材14との間にシール部材15を設け、該油溜め14Dを各圧縮室11に対して遮断する構成とした。従って、漏洩油2が各圧縮室11内に浸入するのを防止でき、吐出ポート13からは清浄な圧縮空気が吐出される。
請求項(抜粋):
一端側が軸受部となって閉塞され、他端側が開口する筒状のケーシングと、該ケーシングの軸受部に回転可能に軸支され、先端側が該ケーシング内でクランク部となった駆動軸と、前記ケーシング内に位置して該駆動軸のクランク部に旋回可能に設けられ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロールと、該旋回スクロールと対向するように前記ケーシングの他端側に設けられ、鏡板に該旋回スクロールのラップ部と重なる渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、該固定スクロールのラップ部と前記旋回スクロールのラップ部との間に形成され、吸込ポートを介して吸込んだ流体を順次圧縮しつつ吐出ポートから吐出させる複数の圧縮室とからなるスクロール式流体機械において、前記ケーシングと固定スクロールとの間には前記旋回スクロールの外周側に位置し、前記ケーシング内に収容した潤滑油のうち、固定スクロール側に漏洩した漏洩油を捕捉する油溜めを設け、該油溜めとケーシングとの間には該油溜め内の漏洩油を該ケーシング内に戻す戻し通路を設けたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (6件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 25/02 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/02 311 ,  F04C 29/02 361
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭54-010309

前のページに戻る