特許
J-GLOBAL ID:200903063681884626

高コレステロール血症またはアテローム硬化症の治療剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-170387
公開番号(公開出願番号):特開2000-319179
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 高コレステロール血症またはアテローム硬化症の治療に有用なACAT阻害剤の提供。【解決手段】 低コレステロール血症およびアテローム硬化症の治療に有用な次の一般式【化1】(式中Xは酸素または硫黄であり;Rは水素、1〜8個の炭素原子を有するアルキルまたはベンジルであり;R1はフェニル、置換フェニル、ナフチル、置換ナフチル、アルアルキル基、ヘテロ環基または飽和されているかまたは1〜3個の二重結合を含む1〜20個の炭素原子を有する炭化水素鎖であり、そしてR2およびR3の各々は、両者同時に水素でないとの条件の下に水素、アルアルキル基、飽和されているかまたは1〜3個の二重結合を含む1〜20個の炭素原子を有する炭化水素鎖、w-置換C1-6アルキル、ヘテロ環基、フェニル、置換フェニルより選択され、あるいはNR2R3は一緒になって単環式ヘテロ環基を形成する)で示される高コレステロール血症またはアテローム硬化症の治療剤である。
請求項(抜粋):
下記の一般式【化1】〔式中、Xは硫黄または酸素であり;Rは水素、1〜8個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキルまたはベンジルであり;R1は、(a) 未置換であるか、またはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、弗素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル、-COOH、-COOアルキル(式中アルキルは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキルである)、-(CH2)pNR4R5(式中pは0または1であり、そしてR4およびR5の各々は、水素であるかまたは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル基である)より選択される1〜3個の置換分で置換されたフェニル;(b) 未置換であるかまたはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、弗素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル、-COOH、-COOアルキル(式中アルキルは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキルである)、-(CH2)pNR4R5(式中p、R4およびR5は前述の意味を有する)より選択される1〜3個の置換分で置換された1-または2-ナフチル;(c) 基【化2】(式中tは0または1〜4であり;wは0または1〜4であるがただしtとwの和は5を超えることはなく;R6およびR7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルより独立的に選択され、あるいはR6が水素である場合にはR7はR8について定義される基より選択されることができ;そしてR8はフェニルであるかまたは1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、弗素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル、-COOH、COOアルキル(式中アルキルは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキルである)または-(CH2)pNR4R5(式中p、R4およびR5は前述の意味を有する)より選択される1〜3個の置換分で置換されたフェニルである);(d) -(CH2)s-Q(式中sは0〜3の数値であり、そしてQは少くとも一つの環員中に少くとも1〜4個の窒素、酸素または硫黄原子を含む5-または6-員の単環式または縮合二環式ヘテロ環である);または(e) 1〜20個の炭素原子を有し、そして飽和されているかまたは1〜3個の二重結合を含む直鎖状または分枝鎖状炭化水素であり;R2およびR3の各々は、(a) 水素;(b) 基【化3】(式中、t、w、R6、R7およびR8は前述の意味を有する);(c) 1〜20個の炭素原子を有し、そして飽和されているかまたは1〜3個の二重結合を含む直鎖状または分枝鎖状炭化水素;(d) 末端炭素がヒドロキシまたは-NR6R7(式中R6およびR7は前述の意味を有する)で置換されている1〜6個の炭素原子を有するアルキル基;(e) -(CH2)sQ(式中sおよびQは前述の意味を有する);(f) フェニルまたは、フェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルコキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、弗素、塩素、臭素、ニトロ、トリフルオロメチル、-COOH、-COOアルキル(式中アルキル部分は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキルである)、または-(CH2)pNR4R5(式中、p、R4およびR5は前述の意味を有する)より選択される1〜3個の置換分で置換されたフェニルであり、あるいは(g) NR2R3は一緒になって、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノまたはピペラジノ(それらは各々未置換であるかまたはフェニル、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状アルキルより選択される1個の置換分により置換されている)より選択される単環式ヘテロ環基を形成する、そして(i) R2およびR3の各々が基【化4】である場合には、R7は水素であるかまたは1〜6個の炭素原子を有するアルキルであり;(ii) R1、R2およびR3のうちの少くとも一つはフェニルまたは置換フェニルであり;(iii) R2およびR3が同時に共に水素であることはない)である〕で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩および適量の薬学的に許容し得る担体より成る高コレステロール血症またはアテローム硬化症の治療剤。
IPC (10件):
A61K 31/27 ,  A61K 31/341 ,  A61K 31/40 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/4402 ,  A61K 31/4453 ,  A61K 31/495 ,  A61K 31/5375 ,  A61P 3/06 ,  A61P 43/00 111
FI (10件):
A61K 31/27 ,  A61K 31/341 ,  A61K 31/40 ,  A61K 31/404 ,  A61K 31/4402 ,  A61K 31/4453 ,  A61K 31/495 ,  A61K 31/5375 ,  A61P 3/06 ,  A61P 43/00 111

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