特許

J-GLOBAL ID：200903063685609492

水素化脱硫触媒の活性低下を予測する方法およびそれを用いた水素化脱硫装置の運転方法

発明者： 小出 俊一 ,  児玉 詔吾 ,  佐久間 繁徳 ,  松岡 昭彦 ,  小野寺 勝 ,  鈴木 義一
出願人/特許権者： 昭和シェル石油株式会社 ,  財団法人石油産業活性化センター
代理人 (1件)： 友松 英爾 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-338381
公開番号（公開出願番号）：特開2002-146363
出願日： 2000年11月06日
公開日（公表日）： 2002年05月22日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 原料油に含まれるコーク生成原因物質を、二環芳香族、三環芳香族、四環以上の芳香族、難脱硫性硫黄化合物、難脱硫性硫黄化合物以外の硫黄化合物、窒素化合物などに分け、これらグループの各濃度から、得られた水素化脱硫触触媒の活性低下速度式を用いて活性低下を予測し、運転期間、分解油、残さ油の混合比率の立案に役立つ予測方法および運転方法を提供する。【解決手段】 原料油中の各コーク生成原因物質グループ濃度と反応時間から、下記式ln(kt/k0)=-(α1x1+α2x2+......+αnxn)t(ktはt時間後の反応速度定数、k0は初期の反応速度定数、α1〜αnは、各コーク生成原因物質グループのそれぞれの劣化定数、x1〜xnは原料油中の各コーク生成原因物質グループのそれぞれの濃度、tは反応時間である。)の活性低下予測式を用いて、水素化脱硫触媒の活性低下を予測する方法およびそれを用いた水素化脱硫装置の運転方法。

請求項（抜粋）：

原料油中の各コーク生成原因物質グループ濃度と反応時間から、下記式(1)【数1】 ln(kt/k0)=-(α1x1+α2x2+......+αnxn)t ......(1)(式中、ktはt時間後の反応速度定数、k0は初期の反応速度定数、α1〜αnは、各コーク生成原因物質グループのそれぞれの劣化定数、x1〜xnは原料油中の各コーク生成原因物質グループのそれぞれの濃度、tは反応時間である。)で示される、活性低下予測式を用いて、水素化脱硫触媒の活性低下を予測する方法。

IPC (3件)：

C10G 45/72 ,  B01J 37/00 ,  C10G 45/02

FI (3件)：

C10G 45/72 ,  B01J 37/00 Z ,  C10G 45/02

Fターム (3件)：

4G069AA20 ,  4G069CC02 ,  4G069ED08

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 脱硫軽油の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-102522   出願人：三井造船株式会社