特許
J-GLOBAL ID:200903063689126860

超音波藻計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209947
公開番号(公開出願番号):特開平7-049376
出願日: 1993年08月03日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 海底に着底する藻の高さ及び密度を、例えば船上などの遠隔から自動測定する超音波藻計測装置を得る。【構成】 海底からの反射エコーと藻からの反射エコーとを、2回路でそれぞれ別々に伝播減衰補正と包絡線検波とを行い、海底からの反射信号を常時飽和させ藻と海底との反射信号から海底信号を除去し、抽出した藻信号の時間幅と振幅とにより藻の高さと密度を演算回路で算出する。
請求項(抜粋):
TVG回路と検波回路との組合せからなる回路を2回路有し(その内の1回路を海底用回路、他の1回路を藻用回路と仮称する)、水中へ超音波パルスを送信し、受信した反射信号をそれぞれ上記回路へ入力する手段、上記海底用回路では、A=20・log2R+2αR・・・(1)の式により伝播減衰量を補正し、且つ、海底の反射強度が最低の底質の場合でも出力信号が飽和状態となり海底以外からの反射信号が除去されるようにその出力レベルを調整する手段、上記藻用回路では、B=20・logR+2αR ・・・(2)の式により伝播減衰量を補正し、且つ、藻の繁茂密度の差異が出力レベルの差異となるようにその出力レベルを調整する手段(但し、A:海底反射エコーの減衰量 B:藻反射エコーの減衰量 R:水深 α:吸収減衰定数)、上記海底用回路の出力信号を用いて上記藻用回路の出力信号のうち海底からの反射信号の部分を除去し藻からの反射信号の部分のみを抽出する手段、この藻からの反射信号の時間的な長さにより測定する藻の高さを算出し、且つ、反射信号レベルにより繁茂密度を算出する演算手段、を備えたことを特徴とする超音波藻計測装置。
IPC (3件):
G01S 7/529 ,  G01S 15/10 ,  G01S 15/96
FI (2件):
G01S 7/52 K ,  G01S 15/96

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