特許
J-GLOBAL ID:200903063698710265
燃料噴流の衝突拡散を利用したディーゼルエンジン
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335366
公開番号(公開出願番号):特開平8-135448
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 OSKA-Dのピストンより熱負荷の減少と軽量化が可能で衝突拡散が可能な直噴式デーゼルエンジンを得る事とする。【構成】 シリンダ内に面したシリンダヘッド16の周辺に主燃焼室1を設け、主燃焼室1以外のシリンダヘッド16の内壁にスキッシュエリア2を作り、主燃焼室1の側面に衝突面3とその縁4を突出し、縁4から飛散する燃料噴流がスキッシュエリア2付近の主燃焼室1内に向かう様に衝突面3を設定する。衝突により飛散した燃料噴流は、スキッシュ流と逆スキッシュ流により拡散され、スモークが減少する。ピストン上面19に主燃焼室1を作らない為に、ピストンが軽量化し、ピストンの受熱面積も減少する。
請求項(抜粋):
シリンダ内空間に面したシリンダヘッドの内壁の一部と圧縮工程の終わりのピストン上面との間に、主燃焼室を設け、シリンダ内空間に面したシリンダヘッドの内壁の一部で前記の主燃焼室以外の内壁に、スキッシュエリアを形成し、前記の主燃焼室のシリンダヘッドの側面に衝突面を突出して設けるか、または圧縮工程の終わりの主燃焼室内空間に面したピストン上面に衝突面を設け、前記の主燃焼室の内壁に燃料噴射弁を設け、燃料噴射弁の噴射方向を前記の衝突面に斜めに向け、燃料噴流が前記の衝突面上を流れる方向に、前記の衝突面の縁とその先の空間とを作り、前記の衝突面の縁を曲がりかたの急激な小さな曲面にし、前記の主燃焼室内でスキッシュエリアに近い部分に、前記の衝突面に衝突後の燃料噴流を飛散させる事を特徴とする燃料噴流の衝突拡散を利用したディーゼルエンジン。
IPC (2件):
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