特許
J-GLOBAL ID:200903063702872720

エチレン系重合体組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133181
公開番号(公開出願番号):特開平5-320248
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 透明性などの特性を保持するとともに、溶融加工性が良好で、かつメルトフラクチュアの発生が少なく、成形品の外観に優れるエチレン系重合体組成物を提供すること。【構成】 遷移金属化合物,遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成する化合物及び有機アルミニウム化合物を主成分とする触媒を用い、(a)エチレン又はエチレンと他のオレフィンとを重合若しくは共重合させて密度が0.940g/cm3 以下であり、かつ極限粘度〔η〕が0.5〜1.5デシリットル/gであるエチレン系重合体〔1〕30〜70重量%を形成させる重合工程、及び(b)エチレンと他のオレフィンとを共重合させて、該エチレン系重合体〔1〕よりも密度が高くなく、かつ〔η〕が高くて、1〜6デシリットル/gであるエチレン系共重合体70〜30重量%を形成させる工程からなる多段重合を行い、密度が0.88〜0.94g/cm3 で、〔η〕が1.5〜6デシリットル/gのエチレン系重合体組成物を製造する。
請求項(抜粋):
(A)遷移金属化合物、(B)遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成する化合物及び(C)有機アルミニウム化合物を主成分とする触媒を用いてエチレン系重合体組成物を製造するに当り、(a)エチレン又はエチレンと他のオレフィンとを重合若しくは共重合させて密度が0.940g/cm3 以下であり、かつ極限粘度〔η〕が0.5〜1.5デシリットル/gであるエチレン系重合体〔1〕30〜70重量%を形成させる重合工程、及び(b)エチレンと他のオレフィンとを共重合させて、密度が上記エチレン系重合体〔1〕よりも高くなく、極限粘度〔η〕が該エチレン系重合体〔1〕よりも高く、かつ1〜6デシリットル/gであるエチレン系重合体〔2〕70〜30重量%を形成させる重合工程、からなる多段重合を行うことを特徴とする密度が0.88〜0.94g/cm3 であり、かつ極限粘度〔η〕が1.5〜6デシリットル/gであるエチレン系重合体組成物の製造方法。
IPC (2件):
C08F 10/02 MSU ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • 特開平3-234717
  • 特開平3-207704

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