特許
J-GLOBAL ID:200903063703551146

ガス精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-164429
公開番号(公開出願番号):特開平11-057397
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 石炭などのガス化によって得られる生成ガスを浄化するガス精製方法であって、生成ガス中の硫黄化合物の吸収とともに、その他の不純物の除去処理が容易に可能で、そのためのめんどうな排水処理が不要なガス精製方法を提供する。【解決手段】 生成ガスA1を洗浄液Bに気液接触させて生成ガス中のアンモニアを含む不純物を吸収除去する洗浄工程と、洗浄液の一部Cを抜き出してpHを中性付近に調整するpH調整工程と、このpH調整工程を経た洗浄液の一部C1を蒸発缶53で蒸発させ、この蒸発缶53から出た蒸発ガスC3を凝縮させることにより生成ガス中のアンモニアをアンモニア水C6として回収し、蒸発缶53に残留した生成ガス中の不純物を固形分C5として排出する蒸発工程とを設ける。
請求項(抜粋):
石炭や石油のガス化によって得られる生成ガスを脱硫塔に導き、この脱硫塔内における吸収液との気液接触により前記生成ガス中に含まれる硫黄化合物を吸収除去するとともに、硫黄化合物を吸収した吸収液を再生塔で熱を加えて硫黄化合物を含む再生ガスに再生し、この再生ガスを燃焼させて亜硫酸ガスを含む排煙に転換させ、さらにこの排煙中の亜硫酸ガスを湿式石灰石膏法により吸収して石膏を副生するガス精製方法において、前記生成ガスを洗浄液に気液接触させて前記生成ガス中のアンモニアを含む不純物を吸収除去する洗浄工程と、前記洗浄液の一部を抜き出してpHを中性付近に調整するpH調整工程と、このpH調整工程を経た前記洗浄液の一部を蒸発缶で蒸発させ、この蒸発缶から出た蒸発ガスを凝縮させることにより前記生成ガス中のアンモニアをアンモニア水として回収するとともに、前記蒸発缶に残留した前記生成ガス中の不純物を固形分として排出する蒸発工程とを設けたことを特徴とするガス精製方法。
IPC (7件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/14 ,  B01D 53/14 103 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/58 ,  C10K 1/12
FI (6件):
B01D 53/34 125 E ,  B01D 53/14 C ,  B01D 53/14 103 ,  C10K 1/12 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 131

前のページに戻る