特許
J-GLOBAL ID:200903063709346951

空中線共用器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-134479
公開番号(公開出願番号):特開平6-350305
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 アンテナインピーダンスの変動にともなって生ずる空中線共用器の送受信用フィルタの減衰歪を軽減し、アンテナから放射される電力及びアンテナから受信する電力の低下を軽減することを目的とする。【構成】 送信用フィルタ、受信用フィルタ、分波回路、整合回路及びアンテナから構成されるAMPS方式携帯電話装置用の空中線共用器において、前記送信用フィルタの位相特性を824MHZで-100°〜-200°、835MHZで-150°〜-250°及び849MHZで-250°〜-350°の範囲内とし、且つ前記受信用フィルタの位相特性を869MHZで-30°〜-110°、882MHZで190°〜90°及び894MHZで40°〜-60°の範囲内とする。
請求項(抜粋):
AMPS方式携帯電話装置用の空中線共用器であって、送信信号を受けて、この送信信号に含まれる高調波成分を除去して送出する送信用フィルタと、受信信号を受けて、この受信信号に含まれる高調波成分を除去して送出する受信用フィルタと、前記送信用フィルタからの送信信号を受け入れる入力ポートと、前記受信用フィルタへ受信信号を送出する出力ポートと、送受信信号を送受する入出力ポート1とを有し、該入力ポートの送信信号を該入出力ポート1へ送出し、該入出力ポート1の受信信号を該出力ポートへ送出する分波を行なう分波回路と、放射する送信信号を受け入れると共に、放射信号を受信し出力する入出力ポート2を有するアンテナと、前記入出力ポート1に接続された入出力ポート3と前記入出力ポート2に接続された入出力ポート4とを有し、該入出力ポート3の送信信号を該入出力ポート4へ送出し、該入出力ポート4の受信信号を該入出力ポート3へ送出すると共に前記アンテナのインピーダンスと前記分波回路側のインピーダンスの整合をとる整合回路とから構成し、前記送信用フィルタの位相特性が824MHZにおいて、-100°〜-200°、835MHZにおいて-150°〜-250°及び849MHZにおいて、-250°〜-350°の範囲内にあり、且つ、前記受信用フィルタの位相特性が869MHZにおいて-30°〜-110°、882MHZにおいて190°〜90°及び894MHZにおいて40°〜-60°の範囲内にあることでアンテナのインピーダンス変動によって生ずる減衰歪を軽減することを特徴とする空中線共用器。

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