特許
J-GLOBAL ID:200903063710832312
浴室用サウナ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186066
公開番号(公開出願番号):特開平11-009643
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 空気中に温水をミスト状に噴射してサウナ用の加熱空気を形成する場合でも、この加熱空気中に大きな温水のミストを含まず、かつ、温水の回収も充分に行なうことができるとともに、空気の加熱用に大型のファンも必要のない浴室用サウナ装置を提供する。【解決手段】 温水Jをミスト状に高速噴射するノズル20をダクト10内に設け、このダクト10を浴槽2の長手方向一端側の閉空間V1に設置した。そして、略垂直に配置されるダクト10の上流部11の上端側に空気の吸引部11aを設け、この吸引部11aの近傍に、ノズル20を取り付けた。また、防水床パン1に沿って配置されるダクト10の下流部12,13の一端側に加熱空気Lの吐出部13aを設け、この吐出部13aをエプロン3の空気の吐出用開口部60に接続した。さらに、ダクト10内に、このダクト10内面に付着して流下する温水ミスト用液溜め120を設けた。
請求項(抜粋):
温水をミスト状にして高速噴射するノズルと、このノズルが内部に設置されるとともに、一端側に、上記ノズルからの上記温水の噴射によって生じる負圧を利用して、周りの空気を吸引する吸引部が形成され、他端側に、上記吸引された空気と上記温水のミストとの混合体からなる加熱空気を吐出する吐出部が形成されたダクトとを有し、上記加熱空気を浴室空間内に噴出するとともに、この浴室空間内の空気を上記ダクト内に吸引して、この浴室空間内を加熱する浴室用サウナ装置であって、上記ダクトを、防水床パン上に設置される浴槽の長手方向の一端側の、この浴槽のリム部下方の閉空間内に設置するとともに、上記浴槽の側方を覆うエプロンに、上記加熱空気の吐出用開口部と、上記空気の取入用開口部とを形成し、かつ、上記吸引部近傍に上記ノズルが設置された上記ダクトの上流部を、上記閉空間の奥側に、上記吸引部側を上にして略垂直に配置するとともに、この上流部につながり、上記吐出部が上記エプロンの吐出用開口部につながる上記ダクトの下流部を、上記防水床パンに沿わせるように配置し、さらに、上記ダクト内に、このダクトの内面に付着した上記温水のミストを流し込ませて回収する凹状の液溜めを形成していることを特徴とする浴室用サウナ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る