特許
J-GLOBAL ID:200903063713615762

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198309
公開番号(公開出願番号):特開平11-037211
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 転動体を下部構造物と中間台との間および中間台と上部構造物との間にそれぞれ配置した免震ユニットを複数有する免震装置であって、中間台の動きの自由度が高く、上載荷重によって上部構造物が撓んでも上部構造物が中間台に当たることがなく、しかも、設置面積の広狭に拘わらずあらゆる設置箇所に共通して使用できる融通性の高い安価な免震装置を提供する。【解決手段】 4個の免震ユニットUを上部構造物の四隅と下部構造物の間に設置する。各免震ユニットUは、中間台40と、中間台40の上側で第1の方向に転動可能な上部ころ50と、中間台40の下側で第1の方向に直交する第2の方向に転動可能な下部ころ60とを備える。4個の免震ユニットUの中間台40は互いに分離されて、独立に変位できるようになっている。
請求項(抜粋):
中間台と、上記中間台と上部構造物との間に配置されると共に第1の方向に転動可能な第1転動体と、上記中間台と下部構造物との間に配置されると共に上記第1の方向と交差する第2の方向に転動可能な第2転動体とを備え、さらに、上記上部構造物の下面または上記中間台の上面の少なくとも一方に上記第1の方向に形成されていて、安定点を有し、この安定点の両側において上記第1転動体を安定点に向けて重力の作用で相対的に転動させる第1軌道面と、上記下部構造物の上面または上記中間台の下面の少なくとも一方に上記第2の方向に形成されていて、安定点を有し、この安定点の両側において上記第2転動体を安定点に向けて重力の作用で相対的に転動させる第2軌道面とを備えている免震ユニットが、互いに離間して上記下部構造物と上記上部構造物との間に少なくとも3個配置され、上記複数の免震ユニットの中間台は、互いに分離されて独立に変位できるようになっていることを特徴とする免震装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 331
FI (2件):
F16F 15/02 L ,  E04H 9/02 331 D
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平4-136543
  • 特開平3-224293
  • 免震用支承装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-252732   出願人:勝部明長
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