特許
J-GLOBAL ID:200903063715470532
光学活性なケトン誘導体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059842
公開番号(公開出願番号):特開平11-255699
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 短工程で光学活性なケトン誘導体を製造する方法を提供する。【解決手段】 一般式1のベンゼン誘導体を、一般式2の光学活性なサレンマンガン錯体触媒の存在下に、酸化剤で不斉酸化する一般式3の光学活性なケトン誘導体の製造方法。一般式3の化合物の具体例には2-t-ブチルジメチルシロキシ-1-インダノンがある。
請求項(抜粋):
一般式(1)(式中、R13およびR14は同一または相異なって水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、または炭素数1〜4のアルコキシ基を表し、R15およびR16は相異なって水素原子、ヒドロキシ基、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基、炭素数7〜12のアラルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、または炭素数3〜16のアルキル置換シリルオキシ基を表し、nは0または1の整数を表す。)で示されるベンゼン誘導体を、一般式(2)(式中、R1、R12は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数7〜15のアラルキル基、炭素数1〜4のアルキル基もしくはハロゲン原子もしくは炭素数1〜4のアルコキシ基もしくはフェニル基で置換されていてもよいフェニル基またはナフチル基を表し、R2、R3、R4、R9、R10およびR11は同一または相異なって水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、または炭素数1〜4のアルコキシ基を表し、R5、R6、R7およびR8は水素原子、または炭素数1〜4のアルキル基もしくはハロゲン原子もしくは炭素数1〜4のアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基、またはR5とR8、またはR6とR7で結合して環を形成していてもよい炭素数1〜4のアルキル基を表す。ただし、R5とR6、およびR7とR8が同時にそれぞれ同一であることはない。Xはアシロキシ基、ハロゲン原子、トシルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、ヘキサフルオロホスフェ-ト、または3級アミンもしくはそのN-オキシドを表す。)で示される光学活性なサレンマンガン錯体触媒の存在下に、酸化剤で不斉酸化することを特徴とする一般式(3)(式中、R13、R14、R15、R16は前記と同じ意味を有し、nは0または1の整数を表し、*は不斉炭素原子であることを示す。)で示される光学活性なケトン誘導体の製造方法。
IPC (7件):
C07C 49/675
, B01J 31/22
, C07B 53/00
, C07C 45/28
, C07F 7/18
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
FI (6件):
C07C 49/675
, B01J 31/22 X
, C07B 53/00 B
, C07C 45/28
, C07F 7/18 H
, C07B 61/00 300
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