特許
J-GLOBAL ID:200903063719457905

糸条捲縮付与装置及び同装置を使用したポリプロピレン系高捲縮複合フィラメント糸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252536
公開番号(公開出願番号):特開平9-095831
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】糸条に延伸処理を施した後に連続して捲縮処理を施すことができる捲縮付与装置、及び通常のポリプロピレンフィラメント糸と同等の強度及び伸度を有し、かつ良好な捲縮性及び嵩高性を備えたポリプロピレン系捲縮性複合フィラメント糸を提供する。【解決手段】少なくとも、乾熱110°Cにおける熱収縮率の差が5%以上の2種類のプロピレン系ポリマーを並列型複合構造となるように紡糸した糸条に延伸処理を施し、次いで同糸条を捲縮付与装置(1) に導入する。捲縮付与装置(1) に導入された糸条は糸条走行路(5a)をフィードノズル(5b)から糸条の走行方向と略同一方向に熱風が噴射され、糸条が走行しながら緩和状態で潜在捲縮を発現する。糸条は続いて捲縮ノズル部(4) に送られ、同捲縮ノズル部(4) において糸条の走行路(2) に対して略直角且つ放射状のスリット(4a)を通して熱風を外方に噴出させ、この噴出による排気圧により糸条に強制的な機械的捲縮を付与する。
請求項(抜粋):
糸条入口付近の糸条走行路内に糸条の走行方向と略同一方向に熱風を噴射するフィードノズルを備え、同フィードノズルの下流部に糸条の走行路に対して略直交し且つ放射状に熱風を排気するためのスリット又は孔を有する捲縮ノズル部を備えてなることを特徴とする糸条捲縮付与装置。
IPC (3件):
D02G 1/00 ,  D01F 8/06 ,  D02G 3/02
FI (3件):
D02G 1/00 Z ,  D01F 8/06 ,  D02G 3/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-038737
  • 特開昭53-038737

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