特許
J-GLOBAL ID:200903063721593930

永久磁石型回転子を有する圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-052754
公開番号(公開出願番号):特開平5-260699
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】圧縮要素6から吐出されたガス流体を回転子3に設けるガス通路7やエアギャップ4aに積極的に案内させて、二次空間S2へ流し、コアカット部を二次空間側で分離された油を油溜に戻す油戻し通路として確保し、分離油が、一次空間S1から流れてくるガス流体と干渉して、油溜への戻りが阻害されることなく、円滑な油戻しが行えるようにし、油溜に常に所定油量を確保して潤滑不良を起こしたりするのを防止する。【構成】積層鉄板鉄心31と磁石32及び非磁性材料から成る外管33から成る永久磁石型回転子3と固定子2とから成るモータ4を備えた圧縮機において、外管33の圧縮要素6側の端部を延長してガイド部33a,33bを設け、これらガイド部33a,33bで吐出口64からのガス流体を、鉄心31に設けたガス通路7又はモータ4のエアギャップ4aに案内する案内通路8,9を形成し、ガス通路7やエアギャップ4aに、吐出されるガス流体を積極的に案内させて、二次空間に流し、コアカット部を、分離油の油戻し通路として確保した。
請求項(抜粋):
鉄板31aを複数枚積層して成る積層鉄板鉄心31と、該鉄心31の外周に配設される複数の部分円弧状磁石32と、これら各磁石32の外周に嵌合する非磁性材料から成る外管33とをもつ永久磁石型回転子3と固定子2とから成るモータ4と、該モータ4の駆動軸5に連結する圧縮要素6とを密閉ケーシング1内に配設した圧縮機であって、前記鉄心31にガス通路7を設けると共に、前記外管33の前記圧縮要素6側端部に、該端部に位置する端板35に対し、前記圧縮要素6側に向かって突出するガイド部33aを設けて、前記圧縮要素6の吐出口64から吐出されるガス流体を前記ガス通路7に案内する案内通路8を形成していることを特徴とする永久磁石型回転子を有する圧縮機。
IPC (5件):
H02K 7/14 ,  H02K 1/20 ,  H02K 9/18 ,  H02K 21/14 ,  F04C 23/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公平5-063542
  • 特開昭55-044591
  • 特開昭53-051120
全件表示

前のページに戻る