特許
J-GLOBAL ID:200903063722604005

クッション体の製造方法及びクッション体用裏打材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-188586
公開番号(公開出願番号):特開2007-007897
出願日: 2005年06月28日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】発泡体の裏面側における凹凸部の形状に、良好に裏打材を追従させて固着することができるクッション体の製造方法及びクッション体用裏打材を提供すること。【解決手段】発泡体の裏面側に布状の裏打材3を固着してなり、裏面側に凹凸部を形成してなるクッション体を製造する。複数のスリット31を設けたことにより、変位可能部32Aと連結部33とを備えた裏打材3を準備する。上型5に裏打材3を配置し、下型6内に発泡樹脂原料20を注入する。裏打材3に形成した連結部33により、変位可能部32Aの垂れ下がりを防止して、上型5と下型6とにより成形キャビティ7を形成する。成形キャビティ7内において発泡樹脂原料20を発泡流動させて、発泡体を成形すると共に、発泡樹脂原料20の発泡流動により、変位可能部32Aを上型5の型凸部51に倣って変位させて、発泡体に裏打材3を固着させる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
発泡体の表面側を成形する下型と、該下型に対して開閉可能で上記発泡体の裏面側を成形する上型とを用い、裏面側に凹凸部を有し該凹凸部に倣って布状の裏打材が一体的に固着された上記発泡体からなるクッション体を製造する方法であって、 上記発泡体の上記凹凸部における凹部に対応する部分の近傍位置に設けたスリットにより、当該裏打材の面と交叉する方向に変位可能な変位可能部を形成してなり、該変位可能部を当該裏打材の他の部分と繋ぐ連結部を有する裏打材を準備する準備工程と、 上記上型を開いた状態で該上型に上記裏打材を配置し、上記発泡体の上記凹部を成形するために上記上型に形成した型凸部に、上記変位可能部を対向させる配置工程と、 上記発泡体を成形する発泡樹脂原料を上記下型内に注入する注入工程と、 上記上型を閉じ、上記裏打材に形成した上記連結部により上記変位可能部の垂れ下がりを防止した状態を維持して、上記上型と上記下型とにより上記発泡体を成形する成形キャビティを形成するキャビティ形成工程と、 上記成形キャビティ内において上記発泡樹脂原料を発泡流動させ上記発泡体を成形すると共に、上記発泡樹脂原料の発泡流動により上記変位可能部を上記型凸部に倣って変位させて、上記発泡体に上記裏打材を固着させる発泡流動工程とを含むことを特徴とするクッション体の製造方法。
IPC (1件):
B29C 39/10
FI (1件):
B29C39/10
Fターム (15件):
4F204AA42 ,  4F204AD16 ,  4F204AD27 ,  4F204AD30 ,  4F204AG03 ,  4F204AG20 ,  4F204AH26 ,  4F204EA01 ,  4F204EB01 ,  4F204EB11 ,  4F204EB29 ,  4F204EF05 ,  4F204EF37 ,  4F204EK24 ,  4F204EL21
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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