特許
J-GLOBAL ID:200903063722784917
電気手術装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233109
公開番号(公開出願番号):特開平9-075365
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 2つのメス先電極を用いて一人の患者を同時に手術する場合に、メス先電極間に生ずる電位差を低減した電気手術装置を提供すること。【解決手段】 基本波発振器9は基本波を発生し、この基本波は分周変調器10a,10bへ入力される。分周変調器10a,10bは、入力されたモードに基づいて基本波に変調を施す。そして、変調された基本波は、1対の増幅器11a,11bへそれぞれ入力され、1対の出力制御器12a,12bから出力される制御信号に基づいて、それぞれ増幅される。この増幅器11a,11bから出力される高周波電力は巻線の方向が整合された1対の昇圧変圧器13a,13bの1次側へ入力され、その2次側から位相が同位相である高周波電圧がメス先電極16a,16bへ供給される。
請求項(抜粋):
少なくとも一つのモードを有し、予め設定されたモードの高周波信号を複数のメス先電極とただ1つの対極板とに挟まれた被手術部に印加する電気手術装置であって、所定の周波数の高周波信号を発生するただ1つの基本波発生手段を備え、予め設定された電圧値を表す制御信号を出力する制御手段と、前記基本波発生手段で発生される高周波信号を予め設定されたモードに変調して出力する変調手段と、前記変調手段から出力される高周波信号を前記制御信号に対応する増幅度で増幅して出力する増幅手段と、1次側巻線および2次側巻線から構成され、前記増幅手段から出力される高周波信号を昇圧して出力する昇圧用変圧器と、前記2次側巻線の一端に前記複数のメス先電極の何れか1つを接続するとともに前記2次側巻線の他端に前記ただ1つの対極板を接続する接続手段とで操作系を構成し、前記操作系は並列に複数系統設けられ、これら複数の操作系における各1次側巻線および各2次側巻線は巻回方向が一致するよう構成されることを特徴とする電気手術装置。
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