特許
J-GLOBAL ID:200903063725854649

浄化槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264718
公開番号(公開出願番号):特開平11-104690
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 脱窒槽への原水の流入量に応じて濾過量を調節することができ、脱窒槽の流量調整容量を小さくできる浄化槽を提供する。【解決手段】 膜分離装置22の透過水管25に分岐管29を設け、透過水管25と分岐管29にそれぞれ第1定流量弁28,第2定流量弁31を介装し、分岐管29を開放閉塞する電磁弁30を設ける。これにより、原水34の流入量が多く、脱窒槽21内の液位が高い時に、透過水管25と分岐管29とにより透過水を導出して硝化槽23内での濾過量を高め、濾過量に応じた量の脱窒槽内活性汚泥混合液35を硝化槽23へ流入させることができ、脱窒槽21における原水滞留時間を短くできる。
請求項(抜粋):
原水が流入し、嫌気性処理を行う脱窒槽と、脱窒槽内の活性汚泥混合液が流入し、好気性処理を行う硝化槽と、硝化槽の内部に浸漬設置されて活性汚泥混合液を濾過する膜分離装置と、前記膜分離装置の膜透過水流路に連通して設けられ、吸引ポンプを介装して、前記膜透過水流路に流入した透過水を槽外に導出する透過水管とを備えた浄化槽において、前記透過水管の吸引ポンプ下流側位置に電磁弁を介して連通する分岐管を設け、前記透過水管における分岐管分岐部の下流側位置に第1定流量弁を介装し、前記分岐管における電磁弁下流側位置に第2定流量弁を介装するとともに、前記脱窒槽内の活性汚泥混合液の液位を測定する液位測定手段を設け、前記液位測定手段と電磁弁とに電気的に接続して、液位測定手段により測定される所定の高液位と低液位とにおいて電磁弁を開閉制御する制御手段を設けたことを特徴とする浄化槽。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 1/44 ZAB ,  C02F 3/00
FI (3件):
C02F 3/34 101 B ,  C02F 1/44 ZAB K ,  C02F 3/00 F

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