特許
J-GLOBAL ID:200903063733234200

摩擦圧接バルブの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-256913
公開番号(公開出願番号):特開平5-269583
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 軸径が40mm以上の船舶用大径バルブの接合部において、少なくとも母材と同等あるいはそれ以上の高温強度を有し、接合部破断が生じることがなく、しかも信頼性の高い、摩擦圧接バルブの製造方法を提供する。【構成】 Ni基超耐熱合金(例えばNimonic 80A)の傘部12と、耐熱鋼の軸部14とを、4kgf/mm2 以上の第1の押圧力P1で押圧しながら相対回転させ、そのときの摩擦熱で接合部16を、寄り代が5mm以上になるまで加熱し、回転を停止したのち、傘部と軸部とを14kgf/mm2 以上の第2の押圧力P2(押圧力の比P2/P1を1.25以上)で押圧して、寄り代が2mm以上になるまで据え込む。
請求項(抜粋):
C:0.20重量%以下,Cr:18〜30重量%,Al:0.5〜2.5重量%,Ti:1.0〜3.0重量%を必須成分として含むNi基合金から成る傘部と、C:0.5重量%以下,Cr:10〜30重量%を必須成分として含む耐熱鋼から成る軸部とを、第1の押圧力P1 で押圧しながら相対回転させ、そのときの摩擦熱で接合部を加熱する加熱工程と、回転を停止したのち、傘部と軸部とを第2の押圧力P2 で押圧して圧接する据え込み工程とから成る摩擦圧接バルブの製造方法において、前記第1の押圧力P1 を4kgf/mm2 以上に、前記第2の押圧力P2 を14kgf/mm2 以上に、また、第1の押圧力に対する第2の押圧力の比P2 /P1 を1.25以上にそれぞれ設定し、前記加熱工程においては、寄り代が5mm以上になるまで加熱し、前記アップセット工程においては、寄り代が2mm以上になるまで据え込む、傘部および軸部の接合部における軸径が40mm以上である摩擦圧接バルブの製造方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 ,  F01L 3/02

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