特許
J-GLOBAL ID:200903063736578589

鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-281209
公開番号(公開出願番号):特開平7-132352
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 鋼の連続鋳造において、鋳型内の溶鋼のメニスカス近傍での凝固シェルの生成を抑え、その凝固シェルの生成に起因する異常な凝固組織の発生を防止する。【構成】 鋳造中に鋳型(C) 内の溶鋼(M) 温度を測定しつつ、この溶鋼(M) のメニスカス(m) 上の溶融モールドパウダ(P) 層中に挿入した電極(E) に通電し、該モールドパウダ(P) の抵抗熱によってメニスカス(m) 部を連続的に加熱することで、メニスカス(m) 下10mm以内に位置する溶鋼(M) の温度を、当該鋼の液相線温度+10°C以上20°C以下の範囲内に制御して連続鋳造する。【効果】 メニスカス近傍の溶鋼温度を最適温度範囲に制御して、メニスカス近傍での凝固シェルの過度な成長を抑えることができ、よって気泡、介在物、モールドパウダーなどがトラップされ易い異常な凝固組織の発生を防止して、鋳片の表面品質の改善を図ることができる。
請求項(抜粋):
鋳造中における鋳型内の溶鋼温度を測定しつつ、この溶鋼のメニスカス部に電気的な熱エネルギーを連続的に加え、メニスカス下10mm以内に位置する溶鋼の温度を、当該鋼の液相線温度+10°C以上20°C以下の範囲内に制御して連続鋳造することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/16 ,  B22D 27/04

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