特許
J-GLOBAL ID:200903063737429161

透かしマークの可視度を調整可能な電子透かし

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-170816
公開番号(公開出願番号):特開2000-358154
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 カラー画像に固有の特性を利用して透かしマークを埋め込むための電子透かし技術を提供する。【解決手段】 第1と第2の表色系の間の変換行列と逆変換行列とを準備し、また、実数値xおよび-xを成分とし、かつ、各行および各列の成分の和が略0となる付加行列を設定する。そして、変換行列に付加行列を加算することによって、透かし埋め込み用変換行列を作成する。次に、透かしマーク内の位置に相当する画素において、透かし埋め込み用変換行列を用いて第1の表色系の画像データを第2の表色系に変換する。この第2の表色系の画像データを第1の表色系に逆変換することによって、透かしマークが埋め込まれた透かし付き画像を表す透かし付き画像データを作成する。また、付加行列の設定の際に、実数値xと、付加行列内の各成分の配列とのうちの少なくとも一方を調整することによって、透かし付きカラー画像における透かしマークの可視度を調整する。
請求項(抜粋):
カラー画像に透かしマークの埋め込みを行う電子透かし方法であって、(a)第1の表色系のカラー画像データを前記第1の表色系とは異なる第2の表色系のカラー画像データに変換する変換行列と、前記変換の逆変換を行なう逆変換行列と、を準備する工程と、(b)実数値xおよび-xを成分とし、かつ、各行および各列の成分の和が略0となる付加行列を設定する工程と、(c)前記変換行列に前記付加行列を加算することによって、透かし埋め込み用変換行列を作成する工程と、(d)カラー画像内に埋め込まれる透かしマークを準備する工程と、(e)前記透かしマーク内の位置に相当する画素において、前記透かし埋め込み用変換行列を用いて前記第1の表色系のカラー画像データを前記第2の表色系に変換する工程と、(f)前記変換により得られた第2の表色系のカラー画像データを、前記逆変換行列を用いて前記第1の表色系に逆変換することによって、前記透かしマークが埋め込まれた透かし付きカラー画像を表す透かし付き画像データを作成する工程と、を備え、前記工程(b)は、前記実数値xと、前記付加行列内の各成分の配列とのうちの少なくとも一方を調整することによって、前記透かし付きカラー画像における前記透かしマークの可視度を調整する工程を含むことを特徴とする電子透かし方法。
IPC (3件):
H04N 1/387 ,  G06T 1/00 ,  G09C 5/00
FI (3件):
H04N 1/387 ,  G09C 5/00 ,  G06F 15/66 B
Fターム (15件):
5B057CA01 ,  5B057CB01 ,  5B057CE08 ,  5B057CE18 ,  5B057CG07 ,  5C076AA14 ,  5C076AA26 ,  5C076BA06 ,  5J104AA14 ,  5J104NA27 ,  5J104PA07 ,  5J104PA14 ,  9A001EE02 ,  9A001HZ31 ,  9A001LL03
引用特許:
出願人引用 (2件)

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