特許
J-GLOBAL ID:200903063739439890

合成樹脂製吸気マニホールド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104586
公開番号(公開出願番号):特開平10-299590
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】合成樹脂製の吸気マニホールドにおいて、各分岐吸気管の形状を単純化して成形精度を容易に向上し、各分岐吸気管の内面形状にばらつきが生じるのを防止して、吸気性能を向上する。【解決手段】棒状中子でそれぞれ形成される一直線状の上流側分岐管311 〜331 および共通吸気管を備える熱可塑性合成樹脂製の上流側管路集合体34と、湾曲中子で形成される下流側分岐管312 〜332 を備える熱可塑性合成樹脂製の下流側管路集合体35とが、加熱、接合され、上流側および下流側管路集合体34,35の接合面59,60にそれぞれ設けられて上流側分岐管311 〜331 の下流端開口部および下流側分岐管312 〜332 の上流端開口部をそれぞれ囲む嵌合凹部62〜64,65〜67間に、上流側および下流側分岐管311 〜331 ;312 〜332 を連ならせる連通孔71〜73を有する合成樹脂製の入れ子68〜70が挟まれる。
請求項(抜粋):
スロットルボディ(25)に接続される共通吸気管(30)と、該共通吸気管(30)ならびにシリンダヘッド(21)の複数の吸気ポート(22)間を結ぶとともに前記共通吸気管(30)から離反するにつれて相互間の間隔を大とした末広がりに配置される複数の分岐吸気管(31,32,33)とを備え、各分岐吸気管(31〜33)の下流端側がそれぞれ湾曲して形成される合成樹脂製吸気マニホールドにおいて、各分岐吸気管(31〜33)の上流側の部分を構成してそれぞれ一直線状に延びる複数の上流側分岐管(311 ,321 ,331 )ならびに各上流側分岐管(311 〜331 )を共通に連通せしめて一直線状に延びる共通吸気管(30)を備えるとともに各上流側分岐管(311〜331 )および共通吸気管(30)の内面が棒状中子(41,42,43,44)の軸方向移動による引き抜きでそれぞれ形成される熱可塑性合成樹脂製の上流側管路集合体(34)と、前記各分岐吸気管(31〜33)の下流側の部分を構成してそれぞれ湾曲する複数の下流側分岐管(312 ,322 ,332 )を備えるとともにそれらの下流側分岐管(312 〜332 )の内面が湾曲中子(54,55,56)の回転による引き抜きでそれぞれ形成される熱可塑性合成樹脂製の下流側管路集合体(35)とが、各上流側分岐管(311 〜331 )の下流端に各下流側分岐管(312 〜332 )の上流端をそれぞれ連ならせる配置で加熱、接合され、各上流側分岐管(311 〜331 )の下流端開口部をそれぞれ囲んで上流側管路集合体(34)の下流側管路集合体(35)への接合面(59)に設けられる複数の第1嵌合凹部(62,63,64)と、各下流側分岐管(312 〜332 )の上流端開口部をそれぞれ囲んで下流側管路集合体(35)の上流側管路集合体(34)への接合面(60)に設けられる複数の第2嵌合凹部(65,66,67)との間に、各上流側分岐管(311 〜331 )および各下流側分岐管(312 〜332 )を連ならせる連通孔(71,72,73)を有して合成樹脂によりそれぞれ形成される複数の合成樹脂製の入れ子(68,69,70)が挟まれることを特徴とする合成樹脂製吸気マニホールド。

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