特許
J-GLOBAL ID:200903063743342132

誘電体フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-357924
公開番号(公開出願番号):特開平6-196903
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 小型化を図るとともに所望の有極容量値を得ることのできる誘電体フィルタを提供すること【構成】 誘電体材料からなる基板本体21の上面所定位置に、1段目,3段目の同軸共振器10a,10cにリード線30を介して接続される所定形状の第1,第3の電極パターン22,24が形成され、下面所定位置に2段目の同軸共振器10bにリード線30を介して接続される細長帯状の第2の電極パターン23が形成される。そして、第1の電極パターンの先端部位22aと、第2の電極パターンの一端部位23a、並びに第3の電極パターンの先端部位24aと、第2の電極パターンの他端部位23bは、基板本体を挟んで対向して所定の結合容量C11,C12が発生する。さらに、両先端部位22a,24aが、近接しているため、両者間にてスリット結合が生じ、所定の有極容量C14が発生する。
請求項(抜粋):
3個以上の同軸共振構造を絶縁体基板上の電極パターンによって多段に結合させ、また前記基板上の電極パターンにより少なくとも1個の共振構造をとばしてその前後に存する共振構造を有極容量により接続してなる誘電体フィルタにおいて、所定の連続する3つ以上の同軸共振構造に対応する前記電極パターンのうち両端の電極パターンを前記結合基板の一方の主面上に配置すると共に、中間に位置する電極パターンを前記結合基板の他方の主面上に配置し、かつ、前記中間に位置する電極パターンと、前記両端の電極パターンとは結合基板を挟んで一部重合させて対向配置させ、前記両端の電極パターン同士は、少なくとも一部が前記一方の主面上で近接配置させてなることを特徴とする誘電体フィルタ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-230403
  • 特開昭57-043407

前のページに戻る