特許
J-GLOBAL ID:200903063756479692

汚水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-044578
公開番号(公開出願番号):特開平5-317745
出願日: 1992年03月02日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】汚水中に含有した磁性粒子の処理能力が大きく、永久磁石片に吸着した磁性粒子を確実に排出できる汚水処理装置を提供する。【構成】下部に汚水の輸送管28と上部に処理水の排出用トラフ36が配設されて汚水が上向流に流れる汚水処理槽22と、汚水処理槽22の汚水中に水没配置され回転軸に所定の間隔をもって並列配置された複数の磁気円板24と、磁気円板24の表面に同心状に配設された複数の永久磁石片44と、汚水処理槽22の汚水中に水没配置されて永久磁石片44の表面に傾斜して当接された板状のレーキ48と、レーキ48の近傍に配設されてレーキ48に付着した汚泥を剥離する剥離手段と、汚水処理槽22の汚水中に水没配置されてレーキ48の上方に集泥ガイド51が形成された汚泥排出管52と、から構成する。
請求項(抜粋):
汚水処理槽に流入した汚水中の磁性粒子を汚水処理槽内に配置された磁気板で前記汚水中から吸着分離して前記汚水処理槽外に排出する汚水処理装置に於いて、下部に汚水の流入口が設けられると共に上部に処理水の排出口が配設された汚水処理槽と 、前記汚水処理槽の汚水中に水没配置されると共に、回転軸に所定の間隔をもって並列装架された複数の円板状磁性体と、前記円板状磁性体の表面に同心状に配設され、円板状磁性体間の各空隙内に異極性の磁場を発生させる複数の永久磁石片と、前記汚水処理槽の汚水中に水没配置されると共に、前記永久磁石片の表面に傾斜して当接されて前記表面に吸着した汚泥を掻き取る掻取部材と、前記掻取部材の近傍に配置され、前記掻取部材の表面に付着した磁性粒子の汚泥を剥離する剥離手段と、前記汚水処理槽の汚水中に水没配置されると共に前記掻取部材の上方に集泥口が形成された汚泥排出用排出管と、から成ることを特徴とする汚水処理装置。

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