特許
J-GLOBAL ID:200903063758739225

ビニル単量体の重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-168430
公開番号(公開出願番号):特開平5-017504
出願日: 1991年07月09日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【構成】 ビニル単量体を塊状で又は溶剤の存在下に連続的に重合するにあたり、攪拌機能を有する槽型重合器2内の重合液4を上下方向に攪拌流動しながら重合液を沸騰せしめ、発生した蒸気を液面上に形成した重合器内空間部を通り重合器外に設けたコンデンサー6に導いて凝縮した後、再び重合器内に戻す一方、コンデンサーへの蒸気の導入口より上部に設けた導入ライン7から導入蒸気の0.0002〜0.01倍の一定体積速度で不活性ガスをコンデンサーへ導入し、且つコンデンサーへの前記不活性ガス導入口より更に上部もしくは上流側に設けた排出ライン8より不活性ガスをコンデンサー外に排出することにより、重合器内重合液を一定温度の沸騰状態に保持する。【効果】 本発明による重合方法は大量に発生する重合熱を効率的に除去するとともに応答性に優れた重合温度制御法を採用することにより、長期にわたりトラブルを発生することなく安定な重合を可能ならしめる。
請求項(抜粋):
ビニル単量体を塊状で又は溶剤の存在下に連続的に重合するにあたり、攪拌機能を有する槽型重合器内の重合液を上下方向に攪拌流動しながら重合液を沸騰せしめ、発生した蒸気を液面上に形成した重合器内空間部を通り重合器外に設けたコンデンサーに導いて凝縮した後、再び重合器内に戻す一方、コンデンサーへの蒸気の導入口より上部に設けた導入口から導入蒸気の0.0002〜0.01倍の一定体積速度で不活性ガスをコンデンサーへ導入し、且つコンデンサーへの前記不活性ガス導入口より更に上部もしくは上流側に設けた排出口より不活性ガスをコンデンサー外に排出することにより、重合器内重合液を一定温度の沸騰状態に保持することを特徴とするビニル単量体の重合方法。
IPC (3件):
C08F 2/00 MDB ,  C08F 2/02 MAM ,  C08F 2/04 MAV

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