特許
J-GLOBAL ID:200903063759569498
ダム堆積物除去方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-135473
公開番号(公開出願番号):特開平11-324008
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】広範な貯水池底に堆積した堆積物を軽微な負担で効率よく除去することのできる方法であって、河川の自然形態を人為的に損なうことのないダム堆積物の除去方法を提供する。【解決手段】吸引吐出作用の生じた移送管路41の吸引口45を貯水池21底に近接させて堆積物Dを移送管路41内に吸引するとともに吸引した堆積物Dをダム堤体11の吐出路13または移送管路41の吐出口46からダム堤体11の下流域22へ放流する。また、堆積物Dの吸引場所を変更するために貯水池21の浮台31を水上移動させて移送管路41の吸引口45を貯水池21の底部沿いに変位させる。
請求項(抜粋):
ダムの貯水池にある堆積物を除去するための手段として、貯水池の水位よりも低いレベルで堤体壁を前後方向に貫通する吐出路をダム堤体に形成しておくこと、および、浮台を貯水池に浮かべておくこと、および、管路中間部に可撓性をもつ移送管路を浮台で支持したり移送管路先端をダム堤体の吐出路に接続したりして移送管路をダム堤体と浮台との間にわたらせるとともに移送管路後端の吸引口を貯水池に沈めておくこと、ならびに、上記の手段を用いて貯水池底の堆積物を除去するときに、移送管路の吸引口からダム堤体の吐出路にわたる吸引吐出作用が貯水池水面と吐出路とのヘッド差で生じることを利用して、かつ、移送管路の吸引口を貯水池底の堆積物に近接させて、貯水池底の堆積物を移送管路内に吸引するとともに吸引した堆積物をダム堤体の吐出路からダム下流域へ放流すること、ならびに、堆積物の吸引場所を変更するときに、貯水池の浮台を水上移動させて移送管路の吸引口を貯水池底沿いに変位させることを特徴とするダム堆積物除去方法。
IPC (2件):
E02F 3/88
, E02B 7/20 106
FI (3件):
E02F 3/88 E
, E02F 3/88 A
, E02B 7/20 106
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