特許
J-GLOBAL ID:200903063762563280

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287009
公開番号(公開出願番号):特開平8-144725
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 駆動機構の各構成部品の高い加工精度と組付精度を抑制すると共に、シール性能の向上とコストの低廉化を図る。【構成】 駆動軸とカムシャフトとの間に介装されて、揺動に伴いカムシャフトの角速度を変化させて吸気弁の作動角を可変にする制御機構と、該制御機構のディスクハウジングを制御シャフト42を介して揺動させる駆動機構24とを備えている。この駆動機構24は、制御シャフト42を一端部42aにボルト51により連結されたリンク部材47を介して油圧ピストン45の連接ロッド46とクランク状に連結すると共に、受圧室44aを油圧ピストン45の外周に設けられた円環状のシール部材55でシールするようにした。
請求項(抜粋):
機関によって回転駆動する駆動軸と、該駆動軸の同軸上に相対回転自在に設けられ、外周に吸排気弁を開作動させるカムを有するカムシャフトと、駆動軸とカムシャフトとを連繋し、かつ駆動軸の軸心に対して偏心動して駆動軸とカムシャフトとの角速度を変化させる制御機構と、機関運転状態に応じて前記制御機構を揺動させる駆動機構とを備えた吸排気弁駆動制御装置において、前記駆動機構は、一端部が前記制御機構に連繋した制御シャフトと、ハウジングのシリンダ内に摺動自在に設けられて、連接ロッドが前記制御シャフトの他端部にリンク部材を介して連結された油圧ピストンと、前記シリンダ内に切替弁を介して油圧を給排する油圧回路と、前記油圧ピストンの摺動位置に応じて前記切替弁を作動制御するアクチュエータとを備えたことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。

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