特許
J-GLOBAL ID:200903063779742927

水性塗料組成物およびそれを用いた塗装方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-340264
公開番号(公開出願番号):特開平5-331416
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 とりわけ、チキソ性を発揮し、しかも、極めて優れたメタリック感を有する、主として、2コート1ベーク仕上げのベースコート用に優れた諸性能を発現すると共に、構造粘性の大きさに起因するワキやタレなどの無い塗膜を与える、極めて実用性の高い水性塗料組成物と、それを用いた塗装方法とを提供するにある。【構成】 必須の成分として、カルボキシル基およびジアゾ基併有する特定の高分子ポリウレタンポリアゾ開始剤の存在下に、重合性不飽和結合含有単量体を重合して得られる重合体に、多官能性ポリイソシアネート樹脂を反応せしめ、次いで、中和せしめた水性重合体粒子(ゲル化粒子)の水性分散液に、水酸基と反応性を有する硬化剤および/またはカルボキシル基と反応性を有する硬化剤を含有せしめるか、さらには、着色顔料および/またはメタリック顔料をも含有せしめることから成る、水性塗料組成物と;加えて、こうした各種の水性塗料組成物を、塗膜形成方法。
請求項(抜粋):
被膜形成材料の主成分として、分子量が1,000以上なる、それぞれ、一般式[I]で示される構造単位と、一般式[II]で示される構造単位とを、一分子中に少なくとも1個有する、カルボキシル基およびジアゾ基を有するポリウレタン樹脂の存在下に、水酸基含有重合性単量体を必須成分とする重合性不飽和基含有単量体を重合させることにより得られる重合体に、多官能性ポリイソシアネート樹脂を反応させ、次いで、中和せしめ、さらに、これを水性媒質中に分散せしめた水性重合体分散液に、それぞれ、水酸基と反応性を有する硬化剤および/またはカルボキシル基と反応性を有する硬化剤を含有せしめることを特徴とする、水性塗料組成物。【化1】[ただし、式中のR1 は、カルボキシル基を必須とするアルキレン基、またはベンゼン環もしくはシクロヘキセン環のいずれかを含んだアルキレン基を表わすものとし、R2 はアルキレン基、シアノ基を含んだアルキレン基、アミド結合を含んだアルキレン基、またはアミド結合と水酸基とを併せ有するアルキレン基を表すものとする。]【化2】[ただし、式中のR3 は、ポリエステルポリオール残基、ポリウレタンポリオール残基、ポリエステルポリウレタンポリオール残基、ポリエーテルポリオール残基、ポリエーテルポリエステルポリウレタンポリオール残基および/またはポリエーテルポリウレタンポリエステル残基を表すものとする。]
IPC (8件):
C09D175/12 PHN ,  B05D 1/36 ,  B05D 7/24 302 ,  C08F 2/44 MCS ,  C09D 5/02 PPU ,  C09D151/08 PGX ,  C09D175/04 PHX ,  C08F283/00 MQW
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-245066
  • 特開平1-287183

前のページに戻る