特許
J-GLOBAL ID:200903063779777704

自動車用クーラント再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-207538
公開番号(公開出願番号):特開平8-071554
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 イオン交換樹脂の交換を無くしてメンテナンスコストを抑えるとともに、環境を破壊することのない自動車用クーラント再生装置の提供。【構成】 自動車用クーラント再生装置は、廃LLC(自動車から取り出されたクーラント)中に含まれる不溶物を濾過して取り除く第1濾過手段3、廃LLC中に含まれるイオン物質を吸着により取り除くイオン交換塔4を備え、イオン交換塔4を通過した処理済LLCは処理済LLCタンク5に供給される。処理済LLCの電導度が所定電導度に達すると、廃LLCの再生処理を止め、イオン交換塔4へ再生剤を供給し、イオン交換樹脂が吸着するイオン物質をイオン交換樹脂から取り除き、イオン交換樹脂を再生する。イオン交換塔4を通過した再生廃液は、廃液タンク12に導かれる。この廃液タンク12には、イオン交換樹脂が吸着していた吸着量、および再生剤による再生率に応じた凝集剤が供給され、再生廃液中のイオン物質が不溶性物質化して凝集される。その後、再生廃液は第2濾過手段26で不溶物が取り除かれ、排水基準を満たす排水として排出される。
請求項(抜粋):
自動車から取り出されたクーラント中の不溶性物質を濾過によって除去する第1濾過手段と、この第1濾過手段を通過したクーラント中に含まれるイオン物質を吸着によって除去するイオン交換樹脂を用いたイオン物質除去手段とを備え、このイオン物質除去手段を通過したクーラントを再利用する自動車用クーラント再生装置において、この自動車用クーラント再生装置は、前記イオン交換樹脂を通過したクーラントの電導度を検出する電導度検出手段と、この電導度検出手段の検出する電導度が所定電導度に達した場合に、前記イオン交換樹脂の吸着したイオン物質を取り除く再生剤を、前記イオン交換樹脂に供給する再生剤供給手段とを備えることを特徴とする自動車用クーラント再生装置。
IPC (4件):
C02F 1/42 ZAB ,  B01J 49/00 ,  C02F 1/28 ZAB ,  C02F 1/52 ZAB

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