特許
J-GLOBAL ID:200903063784142113

中継バッファオーバフロー回避方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064296
公開番号(公開出願番号):特開平6-276207
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 バッファ挿入型リングネットワークにおいて、あるノードに輻輳が生じた場合に、リングネットワークが一重のものであっても、特に宛先アドレス空間を広げることなく隣接上流ノードに送信禁止を通知して中継バッファのオーバフローを回避する。【構成】 バッファ状態監視部が中継バッファの輻輳を検出すると、隣接ノード宛てパケット処理部にその旨を通知する。すると、隣接ノード宛てパケット処理部は、0を設定した送信停止指示パケットを下流ノードに送出する。送信停止指示パケットを受信した各ノードは、設定値を+1する。設定値が(全ノード数-1)であることを検出したノードは、パケットの送信を停止する。
請求項(抜粋):
複数のノードがリング状に接続され、自ノードの上流にあるノードから転送されたデータを一時格納する中継バッファが各ノードに設けられているネットワークにおける各ノードの中継バッファのオーバフローを回避する中継バッファオーバフロー回避方式において、前記ネットワークにおける各ノードは、自ノードの中継バッファに輻輳が発生するとその旨の通知を出すとともに、前記中継バッファの輻輳が解消されるとその旨の通知を出す中継バッファ監視手段と、この中継バッファ監視手段から輻輳が発生したことを通知されると、初期値を値設定領域に設定した送信停止指示データを下流ノードに送出するとともに、前記中継バッファ監視手段から輻輳が解消したことを通知されると、初期値を値設定領域に設定した送信再開指示データを下流ノードに送出する送信開始停止指示手段と、前記送信停止指示データを上流ノードから受信した場合に、値設定領域の値が最終値であれば、自ノードからのデータ送信を停止し、値設定領域の値が最終値でなければ、あらかじめ定められている演算をその値に施して送信停止指示データを下流ノードに中継する送信停止実行手段と、前記送信再開指示データを上流ノードから受信した場合に、値設定領域の値が最終値であれば、自ノードからのデータ送信を再開し、値設定領域の値が最終値でなければ、あらかじめ定められている演算をその値に施して送信再開指示データを下流ノードに中継する送信再開実行手段とを備えたことを特徴とする中継バッファオーバフロー回避方式。
IPC (2件):
H04L 12/42 ,  H04L 13/08

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